心の徐庶

人の幸せをひがんだり、妬んだり、邪魔したりする人間に幸せは訪れない―ということも知らない人間が、完全なる自業自得であるにも関わらず、不幸な、満たされない表情を浮かべつつ、積極性皆無―自分からは何もしないで、だだただグダグダグダグダ我が人生の物語を呪うように愚痴っているのを見るにつけ、人生って、人生の仕組みって、神様って、なかなか良くできているし、悪くないなと思う。

考えてみれば、当たり前のことが、当たり前なだけに、当たり前の流れ方をしているだけの話なのである。しかしながら、当たり前過ぎて、ストレート過ぎて、深読みすることを常とする頭の悪い人間にとっては、当たり前過ぎることが、ストレート過ぎることが、極めて複雑に見えるのでございましょう。

人生なるものを無駄に深読みしたがる神経は、自分が生まれてきたことについて、無闇に意味を取って付けたがる、分不相応な人の中に生まれるのでございましょう。

拙者などはその典型でございます―というオチでよろしゅうございますか?一憩殿。


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