Mr.モーラス

肩や背中や腰の凝りなどというものは、良識と常識に溢れた大人が患うものであって、私のようなガキンチョには永遠に無縁だと思っていたのだが、それは大きな間違いで、どうやら私は、ただひたすらに自覚に乏しいだけで、実は肩も背中も腰もギッシギシに凝っているらしい―ということにようやく気付いたのが昨日の朝。

我がの身体の凝りに気が付かないほどに良識も常識もない分際で、いっちょまえに凝りだけがあるというのは、火のないところに煙が立ってしまっているようなもので、それはそれは不自然な現象だと言えて、その極めて不自然な現象が、自然の産物丸出しの人体内で起こるのであるから、そ〜れはそれは不快である。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。