理系と文系の末路

学生時代、私は完全なる文系で、歴史が好きだった。一方、とある友人は完全なる理系で、数学が得意だった。

文系極まる私にとって、数学ほど嫌いなものはなくて、理系極まる友人にとっては、歴史ほど嫌いなものはなかった。

友人は、歴史好きな私に「お前見てきたんか!」と言い、私は、数学を得意とする友人に「0.01のズレくらいどうでもええやんけ!」と言った。

時は流れ…二人とも恐ろしくぎこちなく生きている。各々の星の下、それなりに苦労している。
片や、人生を意地でも理屈や理論の枠内で捉えようとし、片や、人生を意地でも理屈や理論の枠外で捉えようとして。
どっちもどっち、極端過ぎてどうにもならない。が、私にも友人にも、いまだ反省の色はない。


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理系と文系の末路

学生時代、私は完全なる文系で、歴史が好きだった。一方、とある友人は完全なる理系で、数学が得意だった。

文系極まる私にとって、数学ほど嫌いなものはなくて、理系極まる友人にとっては、歴史ほど嫌いなものはなかった。

友人は、歴史好きな私に「お前見てきたんか!」と言い、私は、数学を得意とする友人に「0.01のズレくらいどうでもええやんけ!」と言った。

時は流れ…二人とも恐ろしくぎこちなく生きている。各々の星の下、それなりに苦労している。
片や、人生を意地でも理屈や理論の枠内で捉えようとし、片や、人生を意地でも理屈や理論の枠外で捉えようとして。
どっちもどっち、極端過ぎてどうにもならない。が、私にも友人にも、いまだ反省の色はない。


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