Monthly Archives: 11月 2013

ゴルゴンゾーラがただのチーズの名前だと知った時、ショックだった。また、天下茶屋に初めて行って、特にこれといって特徴のないフツーの町だということを実感してしまった時もショックだった。それから、放出も天下茶屋同様、何の変哲もないフツーの町だということを下世話な友人から聞かされた時、ショックだった。

夢の崩壊、シャボン玉の割れるが如し。

ゴルゴンゾーラは、ピザ生地の上にスパゲッティやら伊勢海老やら金箔やらをてんこ盛った、眩いばかりに豪華な、石油王しか食えないだろうというような高級料理だと思っていたし、天下茶屋は、男女を問わず住人が皆、中島らもみたいな風貌で、朝っぱらからワンカップ片手に音楽や文学について語り合うヒップな町だと思っていたし、放出は、町中が爆音のレゲエミュージックに包まれたジャマイカみたいな町だと思っていた。

ゴルゴンゾーラも天下茶屋も放出も駄目…となると、私の「夢」は喜連瓜破を残すのみとなった。喜連瓜破だけはまだ無傷だ。

喜連瓜破は凄いはずだ。私の想像では、まず、喜連瓜破には、喜連瓜破政府が発行する喜連瓜破でしか使えない通貨がある。それから、喜連瓜破には喜連瓜破の軍隊があって、鎧を着たごっつい人が、刀や槍を携えて馬に乗り、腰にぶら下げた瓢箪に入っている鬼ころしをラッパ飲みしていて、繁華街には所狭しと遊郭が並んでおり、遊郭街の真上を飛ぶヘリコプターからは、天海祐希似の花魁がバービーボーイズの歌を歌いながら身を乗り出して投げキッスをしているはずなのだ。

違うかったら…私の夢は全滅だ。


一憩合格の守護神

それにつけても私のこの、オチに困るたびに志村けんを出す癖、何とかならんだろうか。

私のこの、「志村けんさえ出しときゃ何とかなるだろう」という、志村けんに寄せる絶対的な信頼は一体何なんだろうか。世代の問題?たぶん、それも一理ある。なにせ、私の世代にとって志村けんは別格の存在である。私の世代の人間は皆、「志村けん」という言葉を声に出して言った時点で、ちょっと笑ろてしもてる。「ビートたけし」や「明石家さんま」や「松本人志」ではこの現象は起こらない。名前を言っただけで笑えるのは世界でただ一人、志村けんだけである。

志村けんは当ブログの守護神…藤川球児みたいなものである。


面接終了

面接が終わった。

親父の教え通り、事前に言葉を用意するということを一切せず、その都度頭に浮かんだ言葉を自分の言葉で喋った。

5人の面接官を前に猛烈に緊張したが、「自分を出す」ということについては納得の出来だったから、もしアカンかっても悔いはない。