嬉しかったから考えた

今日、「長生きして欲しい」と言われた。

36歳にしてそんなことを言われるのもいかがなものかとは思うけれども、なぜかびっくりするくらい嬉しかった。

長生きして欲しいー老若男女を問わず、愛ある言葉の最たるものではなかろうか。だからこの言葉、老人に対して言うのももちろん良いけれども、それ以上に、生まれたばかりの赤ちゃんや、子供に対してこそ繰り返し言うべき言葉なのではなかろうか。

例えば、我がの子供に優しい人間になって欲しいと願うのは親心。それはわかる。わかるが、「優しい子になってね」などと、親がまともに答えをわかっていない漠然とした難問を子供に出して無責任に託すくらいなら、先に答えを、優しさのなんたるかを、「長生きしてね」という言葉でもってわかりやすくズドン!と出してあげて、教えてあげて、子供には、その答えに至る問題を、人生の中で考えるようにしてやった方が良いのではなかろうか。

ま、「お前が言うな」という話ではあるが、たまにはえじゃないか…。


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