先日、ようやく購入することができた「兄貴」ことノエル・ギャラガーの2ndアルバム。
私が心から尊敬しているソングライターの中で、もう遠の昔に死んでる人は別として、今もなおご存命で現役バリバリで、なおかつ来日の度に「最後の来日か!」などと囁かれることのない「高齢でない人」は兄貴、ただ一人である。
これは、聴けば聴くほど味の出る、いわゆる「スルメアルバム」である。一度聴いたら忘れられないパンチのあるメロディーで勝負していたオアシス時代の作風ではない。今の兄貴は、パンチに頼らないメロディー作りができるようになっていて、そのメロディーの中にある空気感や雰囲気を音全体として最大限に表現することにめちゃくちゃ長けたアーティストに成長している。明らかに英国が誇る最強のソングライターの一人だと思う。
来月の来日公演、観に行くことにした。親友が、戦友が、前から11列目をゲットしてくれた。もちろん一緒に観に行く。ライヴ前に呑んで、ライヴ後に呑んで…楽しいったらありゃしないに違いない!
でも、結局はベタに「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」で泣くことになるんだろうと思う(笑)
今日と明日、兄貴が大阪にいる。「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」で泣きたかった…。
良い酒を呑んできて下さい。
あんたの分まで楽しんでくるよ。
ちなみにこれ、兄貴のライヴの当日、本番1時間半前に送信しておりますよ!