パプアニューギアナ

昨年11月のライヴ以降、一度もスタジオに入っておらず、ギターすら、ほとんど弾いていない。新しいライヴ盤を制作しながら、ライヴをやる事の意味みたいなものをずっと考えていた。しまいに「ライヴ」という言葉自体が嫌になってきた。俺はまた、闘う意識の無い人たち相手に闘わねばならんのだろうか。

先日、あるお店からワンマン、もしくは自主イベントをやらないか?という話をもらった。やるとすればワンマン。が、3月中旬の開催ということで、集客力のない自分にはもう少し長めの準備期間が必要だと言って、丁重にお断りさせてもらった。お断りはしたが、この話をもらったおかげで、自分の中でこれまで入った事のないギアが入った。ワンマンをやる想定で活動を再開しようと思い立ったのである。

ワンマンをやるとすれば1時間のステージ。長時間やるつもりはない。全力で1時間、これが良い。前半と後半に分けて2時間というやり方もあるが、俺の場合は一度クールダウンしたらもうテンションを元に戻せないだろうから、1時間、ほとんど喋らずに猛烈な勢いで駆け抜ける。そして、当然の事ながら、最強のセットリストを組んで臨みたい。その為には強力な新曲をあと2、3曲作る必要がある。だから、2月になったらスタジオに戻って、新曲の制作に取り組もうと思っている。

プロ野球。各球団がシーズンオフに補強をするように、俺も補強を敢行する。そして、エースになれそうな曲を、4番に座れそうな曲を連れて帰る。

いつになるかわからないけど、ワンマンをやるとなったら何が何でも観に来て欲しい。

全力でやるから。


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