来年の抱負

去年の今頃に打ち立てた2020年の抱負は以下の通りであった。

*8曲以上作る(うち1曲はクリスマスソング)。
*エレクトリック・ギターを手に入れる。
*海賊ライチに新スタッフを迎える。
*4公演以上する。
*バンド『和田怜士&THE BUTTERFLY』を結成する。

一目瞭然。思わぬ流れでクリスマスソングが誕生したこと以外は一つも達成できなかった。なので、今年の来年に向けた抱負は、具体的な表現を避けて、漠然としてはいるがパワーのある、漢字2文字とすることにした。

『克己』

「こっき」と読む。読んで字の如く、己に打ち克つという意味である。ある種、自分自身を他人だと思って、怖じ気付いているような気配があれば全力で彼の背中を押すなり蹴るなりしてやろうと思っている。

教育の世界には、人間を評価する方法として「縦評価」と「横評価」というのがあるらしい。縦評価というのは、あくまでその人個人の成長に焦点を当てて、その人の現在が過去に比べてどうなのかを見るというもので、横評価というのは、他人との比較でその人を見るというもの。来年、俺は縦評価で自分を見ていきたい。そこで浮かんだ言葉が「克己」。最大の敵は我にあり。横評価で納得できても、縦評価で納得できなかったら意味がないような気がする。逆に、縦評価で納得できれば、横評価は大して気にならないだろうし、横評価についても良い結果がついてくるような気がする。

克己。断酒宣言をした翌日から断酒を断念した人間が言うなという話ではあるが、それはそれ。これはこれだ。

どれやねん。


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