暗く陰湿なマンションの一室。
彼女である菅野美穂の家に転がり込んで、ロクに仕事もせずに生活をしている私に、美穂が優しくこう言った。「今日は仕事関係の人が来るから、その間、一憩さんはどっか行ってて」
私は「わかった」と言って、家を出た。そして、マンションの暗い階段を降りていく途中で、美穂の言う「仕事関係の人」だと思われる人が4人、階段を登ってきた。
その中に、私の元奥さんがいて、私をキッと睨んだ。
マンションの真隣は遊園地で、私はその遊園地で、ビールの空き缶を散乱させて、やけ酒を煽っていた。
―と、久しぶりに、良くない感じの夢をみた。
夢は、精神分析に欠かせないものだという。
どうなってんだ我が精神。