見える見えない

「笑いにレベルなんてない。好き嫌いの問題だ」という考え方に、松本人志は真っ向から反対している。「絶対的にレベルの差はある。本物は本物。偽物は偽物や」また、鑑定士の中島誠之助は、声を震わせて、穏やかに怒っている。「もう少し...

根元から折れたもの

私は一切料理ができない。冗談抜きで、インスタントラーメンしか作れない。が、そんな私でも、大阪にいた頃に一度だけ、意を決して料理を覚えようとしたことがあった。 近所の書店へ行き、「初めての料理」という本を手に取って、何気な...

心の独裁者

要するに、人生34年目にして、大規模な自己改革に乗り出したわけです。 33年間、私は、自分の感情を圧し殺して生きてきた。特に、怒りの感情を圧し殺して生きてきた。実際、私は口癖のように「俺、怒りの感情死んでるからね」と言っ...

裸のランチ

調子の良い時だけ書き込んでる、オカマ的かつ健康的なブログなんて読む意味ねえだろう。 「カッコ悪い自分は見せたくないから」だ?お前がいつカッコ良かったんだ? 調子のいい時に優しくなれるのは当たり前だ。だから、調子の悪い時に...

逢える魔術師

まず、針に糸を通すかのような緻密にして的確なヴィジョンが閃く。それから、焦点をちょっとずらす。絶妙にちょ〜っとだけずらす。意味合いをちょっと壊す。絶妙にちょ〜っとだけ壊す。 この「ちょっと」や「ちょ〜っと」が、我々の耳に...

物理的に重い

リュックに詰めた辞書がめちゃくちゃ重いのである。私は今、「チョロQの後ろに10円玉を差し込んだ人」みたいな歩き方になってしまっているのである。前傾姿勢にならないと、ウイリーしそうな勢いである。しかし、ふと思ったのだが、こ...

謎のメカニズム

20歳、24歳、そして、34歳。これは全て、私が本腰を入れてバンド活動を開始した時の年齢である。 20歳の時には、雑誌のメンバー募集を通じて知り合った神戸の某バンドに加入し、24歳の時には、剣吾くんと知り合ってアルファベ...

言葉の壁

ティムは決して、日本語がペラペラなわけじゃない。でも、自分の意思を伝えようと一生懸命喋ってくれる。 私は、日常生活において日本人と喋る時の方が、ティムと喋る時よりもずっと、言葉の壁を感じる。 言葉に重みがない。言葉で意思...