今月の未完成記事 3

バニー・マツモロさんは、二度勝負を申し込んだら二度とも受けて立ってくれて、俺の言う「勝負」がただ同じ日に同じステージに立つということではないということを重々承知の上、真っ向から食らいついて来てくれた。 結果は、俺の個人的...

今月の未完成記事 1

先日、海賊ライチのスタッフと一緒にとあるライヴバーに顔を出した。 バーではイベントが催されていて、知った顔もいくつかあり、皆、俺の姿を見つけるや珍しい奴が来たとばかり近寄って来て、「お久しぶりです」とか何とか、俺の顔を下...

先月の未完成記事 2

しかしまあ見事に友達減ったなあと思う。 昔、親父がよく「お前はすぐ友達友達って言うけど、そのうちみんなおらんようになるぞ。友達ってそういうもんなんやから」と言っていた。俺としては完全に「?」で、「そりゃ親父はそうかもしら...

先月の未完成記事 1

周りの奴らが少年ジャンプを読んでいた時、少年チャンピオンを読んでいた。 周りの奴らがコロコロコミックを読んでいた時、コミックボンボンを読んでいた。 ビックリマンが大流行するまではビックリマンを買っていたが、ビックリマンが...

沈黙の理由

ライブハウスは音楽のみが売りなので、音響や照明に色々と注文を付けることができる。だから、音響や照明の世話をしてくれることに対して演者がお金=出演料を払うのは当然の事だと考える。だがしかし、例えば梅田のあるライブハウスだと...

新曲『ランドセル』歌詞

歌詞だけではなく、曲自体が新たな試みで、「和田怜士流フォーク」といったところ。 歌詞もメロディーも展開も、いつもならひねるところをひねらずに、グッと堪えて、シンプルであることに徹した。 主人公が小学生の女の子で、その言う...

変身

通勤途中で毎朝のように見かける光景があった。 大人に手を引かれて登校している赤いランドセルを背負った小学生の女の子がいた。 おそらく学年の割には背の高い、痩せた、少し色黒の、髪を左右に束ねた地味な女の子だった。 女の子は...

桂花陳酒の想い出

19の時、いわゆる「もぐり」で大阪芸大に通っていた。びた一文学費を払わずに、勝手に通って、勝手に授業を受けていたのである。 ある日、ちゃんと学費を払っている学生たちに紛れて学食で酒を飲んでいた時、「今、これから、完全にオ...