初陣④

20160402_022652.jpeg

4年前、『虫と向き』というイベントで共演してくれた、ヨハヒフ、ヒダリ、アイカワラズミーの太田ヒロシ君も観に来てくれた。そしてイベントの後には2曲、飛び入りで歌ってくれた。

私とは違って、一度たりともへこたれずに、ずっと現役を貫いてきた太田くん。彼の歌を聴きながら酒を飲む。いろいろと思うこと、回想することもあり、こんなに贅沢なことはないと思った。何しろ、なんだかんだで、15年近い付き合いなんだから。


初陣①

20160402_015739.jpeg

私は基本、個別に「ライヴやるんで観に来て下さい」みたいな連絡はしない。当ブログを見てくれているであろう人には、それがたとえ親友であっても、戦友であっても、しないと決めている。でも、それでも、伊丹から尼崎から大阪から神戸から、ビックリするくらい多勢の人が観に来てくれた。

本当に嬉しかったし楽しかった。だから、良いライヴができた。

☆セットリスト☆
1.女救世主ニーズ
2.道化師の息子
3.金平糖
4.未来へ
5.バンドマン・ロック


月下美人と爆竹

20160331_182928.jpeg

例えば、月下美人という花は、一晩だけ大輪を咲かせて散るし、結婚は「スタートであって、ゴールではない」などと言いますが、私はもう二度と、月下美人で終わるつもりはないし、結婚がゴールではないことも重々承知しております。

いよいよ明日、4年振りのライヴ。一夜限りの打ち上げ花火で終わるつもりはないし、「ようやくここに辿り着いた」というのではなく、「ここから始めるんだ」という意気込みで炸裂する爆竹でありたいと思っております。

でも、それはそれとして、「月下美人」ってなんかいいなあ〜と思って、私は、私の相棒であるギターに『月下美人』と名付けました(私は昔から、自分の楽器に名前を付ける癖があります)。

夜な夜な私を咲かせる月下美人。
明日、私共々初陣を飾ります。

桜にうつつを抜かす暇のある方は是非、月下美人と爆竹を観に来て下さい。


アートれいし

20160329_143719.jpeg

と、いうわけで、私のアートをご紹介。

この絵は『女帝の心臓』というタイトルで、私が大阪から伊丹に帰ってきた直後に描いたものです。

私は基本、赤と黒と白しか使いません。画家の息子であるにも関わらず、色彩感覚が死んでいるからです。そして、制作前に完成形をイメージするということを一切せず、計画性ゼロでダーッと描くので、どんな感じに仕上がるのかは、私自身、最後までわかりません。ただ、仕上がった絵を見ることによって、自分の心の状態を読むことができるので、便利です。

学生時代、私は絶望的に勉強ができなかったので、テストの際には問題を解くことを早々に諦めて、回答用紙の裏にこんな絵ばかり描いていました。

この『女帝の心臓』は私のお気に入りで、昔、コープ・リビングで買ったちょっと高級な額縁に入れて、私の部屋に飾ってあります。

通常3850万円のところを5万円で売ると言っているのに、誰も買ってくれません。


アートたけし展④

20160328_204400.jpeg

会場出口付近に設けられた物販で、いくつかグッズを購入した。写真右上の缶バッチは、4日後に迫ったライヴの為に購入した。

アートたけし展。100点にも及ぶ絵やオブジェの前に立ち、「あの人もここでこうやって立っていたんだな」と思うと、ただそれだけで嬉しくなった。

会場中程に設置されたスクリーンでは、今回の個展に寄せた師匠のインタビュー映像が流されており、その中にこんなコメントがあった。「絵を描いてると頭が空っぽになる。たまにヨダレが垂れてきたりなんかして、完成しかけてる絵の上にヨダレが垂れて、それを拭いてたら絵がグチャグチャになっちゃって…」

昔も今もこれからも、ビートたけしが大好きだ。