覚醒エレジー

面白い人間。

面白くない人間。

面白そうに見えて面白くない人間。

面白くなさそうに見えて面白い人間。

昔よりずっと、見分けがつくようになった。

昔はもっと、人との関わりに一喜一憂していた。

残念ながら、見えてきたものがある。

追記:エレジーとは「哀歌」のこと。基本、私の如き若輩者が口にするに相応しい言葉ではないのだが、「覚醒」と組み合わせると「幻覚アレルギー」みたいで面白かったので使用してみた。考えてみれば、私ほど面白くない人間もいないのかもしれない。誰一人知らんだろう。幻覚アレルギー…。


ロココ待ちの日常

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日常にささやかな娯楽をたくさん散りばめたい。

最近、どういうわけだかビックリマンにハマっている。コンビニで見掛けるたびに一個だけ買うことにしているのだが、お守りや悪魔ばかり出やがっていっこうに天使やヘッドが出ない。

こうなりゃ意地だ。ヘッドロココが出るまで買い続けてやろうと思っている。


心を開け

人間関係に於いて、懐疑心の強い奴が嫌いだ。無駄にガードの堅い奴が嫌いだ。なかなか心を開こうとしない奴が嫌いだ。めんどくさい。「何様のつもりだ、この野郎」と思う。

最初は仕方がない。誰だって最初は「この人はどんな人なんだろう」って思うし、それなりに探りを入れる。でも、そんな姿勢、目線をいつまで経っても崩さない失礼な奴がたまにいて、私としてはやはり「何様のつもりだ、この野郎」と思う。

俺は見ての通りの人間だ。表も裏もありゃしない。至って朴訥とした人格の持ち主だ。執拗に探ったところで、目新しいものは何も出てきやしないよ。

さっさと心を開け。

めんどくさい。


戦友たちの肖像

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昨日、かつて同じ施設で一緒に働いていた、戦っていた、戦友たちと久しぶりに再会して大いに飲んだ。皆、こう見えて介護士である。

断じて「知り合い」ではない。かといって「友人」もしっくりこない。「親友」ともちと違う。

戦友ー私が、自分の人間関係の中で使う最上級の呼び名である。


蓮花の詩

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私の事を薄くしか知らない人には信じてもらえないだろう(逆に言えば、濃く知っている人には信じてもらえるような気がする)けれども、子供の頃の私は、見るからに頭の悪い鼻垂れ小僧どもとつるんでカエルの解剖、泥団子のぶつけ合い、野球といった野蛮な遊びをするよりも、立派に大人染みた女の子とクソ真面目におままごとをしたり、畑でレンゲをたくさん摘んで冠を作ったりする方がずっと好きだった。

おままごとをしている時、女房役の女の子に「一体何なの!この安月給は!」って言われて、ゴザの片隅で背中を丸めて小さくなったまま一切反論できなかった記憶がある。

来月、私は結婚する。