一憩合格

夜食をカップ麺で済ませるのなら、これか、一平ちゃん焼きそばか、チキンラーメンだと思います。

ペヤング焼きそばの特盛もいいけど、あれは、途中から気持ち悪くなってくるから考えものです。

考えてるよ馬鹿野郎。

昨日私は、村八分のギタリストであった山口富士夫が１９７３年に発表したアルバム『ひまつぶし』を購入したのであるが、これが本っ当に最っ高！で、何が最っ高！って、音もさることながら、１０曲目「からかわないで」の中で繰り返される歌詞が最っ高！だったのである。

あくびして神に祈るより
何も知らない俺でいたい

「からかわないで」を繰り返し繰り返し聴きながら、焼酎の野菜ジュース割り、５杯目に突入した何も知らない俺。

夜中に村八分聴きながら焼酎の野菜ジュース割りを飲んでおるような奴にパソコンなんて使えるわけがねえだろう。

都合よく、「ヤンチャ坊主」という言葉がある。

ここはひとつ、本物のヤンチャ坊主になってやろうと思う。

ただでさえ、「何考えてんだかよくわからん」と言われてる人間が、突然丸坊主になったんだから、なお一層、何考えてんだかよくわからんだろうから、何やったって、大概は許してもらえるだろう坊主。

丸めようが丸めまいが、モテないものはモテないんだから、心機一転丸めてみた。完全に丸めてみた。

しかしまあなかなかイケてると思う。

何せ私の名は、「一休」の変形で「一憩」なんだから。

シーチキンにマヨネーズをぶちこんだものをおかずに、「玄関開けたら２分でご飯」的な飯をかっ喰らうのである。私はこれを、１回の夜勤につき、最高３回かっ喰らうのであるが、１回目にかっ喰らった時に感じる美味さと、３回目にかっ喰らった時に感じる美味さとが全っ然変わらないから不思議である。

この定番メニュー、ある先輩には「お子ちゃまかっ！」と言われ、また、ある先輩には「ひもじっ！」と言われ―でも、美味いもんは美味い。

ところで、写真のマヨネーズのチューブをよ〜く見ていただきたい。あえて、「小学生かっ！」と突っ込まれるような字で「わだ」と書いてある。

これまた、いい歳をして不思議ちゃん街道を突っ走っている人間丸出しの発言ではあるが、私は常に、いつどこで何をしていても、「ロックンロールとはなんぞや？」ということを考えている。本当である。というのも、私の中で「ロックンロール」なる言葉の意味合いのブレは、直接、私自身の軸のブレを意味するからで、つまり、これを考え続けるということは、私にとって、立派に「死活問題」なのである。

というわけで、今日、私が仕事中に、何の前触れもなくふと思いついたロックンロールの定義を以下に紹介する。

ロックンロールとは―

「悲愴感なき自暴自棄」のことである。