日々、出来る限りのことを私なりに

こう見えても私は、「なんとかなるだろう」という風に考えることによって、気持ちに余裕を作るということのできない人間なので、日々予習復習をしたり、日々何らかの具体的な対策を練って挑むなどして、力業でもって、なんとかせねばにっちもさっちもいかない人間であるから、今日は今日で三つほどテーマを決めて職場に赴こうと思っている。

一、全ての仕事を、5分〜10分「巻き」でいく。

一、昨日の失敗を繰り返さない。

一、考えて立ち止まる時間を減らす。

以上、一人立ち2日目朝の決意。


ライヴショット〜淡麗と

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足元にある淡麗のラベルが図ったかのようにしっかりと客席の方を向いており、私は、その淡麗に熱視線を投げ掛けておるような形になってはおりますが、私は、麒麟の回し者ではありませんし、また、自作のギリギリラヴソングをキリキリと歌い上げておる最中に、「ああ、これ飲みたい…」と思うほど、アルコール依存でもございませんので悪しからず。

photo by トミー


ロックンロールの方向性

最近私は、「『他人に勝つ』なんてのは、『自分に克つ』ことに比べれば、実に他愛もないことなんだな」と、よく思います。

自分に克てない中で他人に勝っていても、その勝ち幅ってタカがしれている。でも、もし、自分自身に少しでも克てたら、克った時点で、他人に対して、かなりの幅をつけて勝っている。

昔から、「我が敵は我にあり」って言うけど、あれはまさに本当で、真相で、真実だと思う。自分にとって最強の敵は、どう考えても、自分自身なんだと思う。そして、逆に言えば、最強の敵に打ち克って、最強の敵を味方にすることができたら、それこそ最強なんだと思う。

人生が拓けてくるか否かは、まさに、この一点にかかってるんじゃないかと思う。

だから、ロックンロールって本当は、外向的ではなく、内向的であるべきなんじゃないか?と思うし、もしそうなら、私は、私の未来は、そんなに悪いことにはならないんじゃないか?という希望的観測がございます。


鬼と花

一昨日のライヴは、私は、新曲『スノーフレーク』をほぼ完璧に歌い上げることができたということだけで、満足といえば満足なのです。

『スノーフレーク』は、『ドライフラワー』や『M&M』に並ぶ、私のラヴソングの自信作です(ストーンズの『レディ・ジェーン』、『アズ・ティアーズ・ゴー・バイ』、『ルビー・チューズデイ』みたいなもんです)。

だから私は、素行が多少怪しくても、構わないと思っています。『スノーフレーク』みたいな曲を書ける人間なんだから、ゆうても、「鬼」ではなかろうと思っています。

いや、やっぱり鬼かな?(笑)


聖書揃い踏み

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昨日、梅田のかっぱ横丁の古本屋通りを歩いていた時に見つけた二冊。二冊とも、私にとっては聖書のような本なのだが、二冊とも百円であった。見つけた時、「えっ!?」と思って、嬉しくて、手が震えた。

右が、太宰治の『斜陽』で、昭和23年に印刷されたもの。表紙を見てもわかるように、完全なる旧仮名使い。ボロボロなんだけど、いい味出てる。私より29歳歳上。
左は、坂口安吾の『堕落論』で、昭和30年に印刷されたもの。こちらは旧仮名使いではないが、やはり、本自体にいい味が出てる。私より22歳歳上。

この二冊の中から、それぞれひとつずつ、私が心から「救われた」と思った言葉を紹介します。まあ、前にも紹介したけどね。

「人生は恋と革命のためにあるのだ」太宰治。

「堕ちよ。堕ちに堕ちきって、そこで自らを救え」坂口安吾

私は、俗に言う『聖書』も一通り読んだけど、太宰さんと安吾さんのこの言葉を上回る言葉は一切見出だせなかったよ。


昨日のセットリスト

1.クリスティン
2.M&M
3.FLOWER
4.恋患い
5.スノーフレーク〜WHATEVER(オアシスのカバー)
6.ドライフラワー

7.M&M(G&Cho/太田くん)
8.MOLLY´S LIPS(ニルウ゛ァーナのカバー)

追記)PAの人に「カートコバーンみたいやね!」って言われたのが嬉しかった。

ライウ゛後、私は都会の闇に消えていきました。で、今日は朝帰りです。
生活の感じが、太宰治みたいになってきました。まさにデカダン。
太宰さんから文学を取ったら何も残らないように、私から音楽を取ったら何も残りません。

太田くんが、自身のライヴの中で、「M&M」を演ってくれました。「あれ?この曲、こんなにエエ曲やったっけ?」と思いました。

太田くんが演り、私が演り、太田くんと私で演り―「M&M」を3度演奏しました。

いい曲なんですね。きっと。