紫と黒のティンク

「あからさまにナメられている」ということは、あまりない。「実はナメられている」ということがほとんどだ。

ここから先はイメージの話。

最近、紫と黒の羽衣を重ねて着た、漆黒の髪を後で束ねたティンカーベルのような女の子が私の頭の周りを飛んでいて、「そういう」状況が来ると私の耳元でこう囁くのである。

「一憩さん!一憩さん!今、一憩さん、ナメられてますよっ!」

彼女のお陰で最近は、自分がナメられているということに瞬時にして気付けるようになったのである。

あくまで、イメージの話ですがね。


歯痒くて歯痒くて

読みたくなきゃ読まなきゃいいという世界。でも、ここには、読みたいと思ってくれている人が常時いてくれるから、私は嬉々として、本音をぶちまけてきた。逆に言えば、ここでしかぶちまけられなかったという悲しさもある。

聞く耳を持ってくれる人には、俺は、嘘偽りなく、何でも、じゃんじゃん喋るよ。余計なことまで喋るんだから。でも、聞く耳を持たない奴には、何を言っても無駄だから何一つ喋らない。

聞く耳を持たない奴に限って「言ってくれなきゃわからない」みたいなことを言う。言ったってわかりゃしないし、言ったら言ったで「面倒くさっ」みたいな顔をするくせに。

そのくらい一瞬で見抜けるよ馬鹿たれが。


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我々のアイドル、なっちゃん。我々が使用しているスタジオのスタッフさんである。

我々の初ライヴには、わざわざ休暇願いを出してまで、観に来てくれる。

愛読者の男性諸君に告ぐ。1月15日、ライヴ会場でなっちゃんを見掛けても、スルーせよ。声を掛けようものなら、我々バタフライが許さん!


黙らない

有難いことに、未来に対する不安は微塵もない。ま、日本最強のロックンロールバンドを率いてるからね。当然と言えば当然だ。ただ、バンドを一歩離れたところにある世界と、そこに棲む人間どもに対しては、不満でいっぱいだ。一体何をどうしたらそんなに馬鹿になれるんだ?と思う。まったくもって、世の中、馬鹿だらけだ。かくいう私も救い難い馬鹿だが、世の中には、私とは違うタイプの馬鹿が吐いて捨てる程いて、我が物顔にその辺を闊歩している。

よくそんなんで生きていけるなと思う。

馬鹿どもが。


打破

週7日の内、茘詩でいられるのが週末の一日だけというこの状況を打破したい。

一ヶ月の内、片手で数えられる程の回数しか、自分の考え方を自分の言葉で語れないこの状況を打破したい。

自分の考え方を持たず、自分の言葉を持たない人間の数が、自分の考え方を持ち、自分の言葉を持っている人間の数を圧倒している。そして、黙って威圧的に、その発言を禁じている。

私は、なんとなく生きていたくはない。死んでも嫌だ。冗談じゃない。


コメントへの返信〜KNIGHT様宛

ぜひぜひ観にいらしてください!

今のところ、出演するバンドもまだ全部は決まってませんし、出演順が決まるのもまだまだ先の話なので、時間については決まり次第、またご連絡させていただきますね。

ライヴハウス自体の開場/開演時間は、18時開場の18時半開演か、18時半開場の19時開演になると思います。


茘氏の兵法

『大人の対応』と呼ばれるものの中に「無視」というものがある。声を荒げずに、グッと堪えて、状況が変わるのを待つというやり方だ。でも、傷つけられた名誉を挽回すると同時に、信用して欲しい人の信用を勝ち取る為には、どうしても撃って出ないといけない時もある。