流れたい

自分の思考―計算や計画といったものが、いかに的外れで、いかにアテにならないものなのかということに気付けただけでも、34年間生きてきた甲斐はあったなと思う。

人間は、自分の労力に対してどうしても対価を求めてしまう。だから人間の、自分の、「思考」の持つ力を必要以上に信じて疑わない人は、「俺はこんなに考えたんだから!」などと言って、自分の出した答えを他人にごり押しするようになってしまう。でも、それはめちゃくちゃ勝手な話で、そもそも誰が頼んだわけでもないのに勝手に考え込んで、勝手に労力を消費してその対価を要求して、果てはその場の空気を乱しているんだから、このような人間が幅を利かせているような場所に「流れ」の発生する余地などあるはずがないと思う。

ところで、伊丹に帰ってきてからの私が、日々、切実に考えたことは、いかにして我が人生から「窮屈」を排除するかということであった。窮屈ということに対して、猛烈な嫌悪感があった。それはほとんど「憎悪」と呼んでも良いくらいの嫌悪感だった。

で、私は考えに考えた。考えに考えて完全に迷宮入りしてしまい、往生していたら、どこからともなくフッと風が吹いてきて、「あ、考えなきゃいいんだ…」という結論が閃いた。

「曲は作るものじゃない。いつもアンテナを立てられているかどうかが問題なんだ」とキース・リチャーズ。
「曲は作るものじゃない。向こうからやってくるのを虎視眈々と待つんだ。で、やって来たら、間髪入れずに掴み取るんだよ」とクリスピアン・ミルズ。
この二つの言葉は、そっくりそのまま人生訓だと思う。

考えることが大切なのはよくわかっている。考えに考え抜いた末にシンプルな答えが生まれることが多々あるということも知っている。でも、だからといって、むやみやたらに思考を重視するというのは、せっかくの流れを見逃したり断ち切ったりしてしまうことになりかねないと思う。

焦りは禁物だ。思考が暴走しているからだ。
怠惰も禁物だ。思考が停止しているからだ。

流れたい。


珠玉!庶民の笑い

盗み聞きするつもりは全くなかったのである。が、個人的に笑いのツボに入ってしまい、どうしても我慢できなくなって、不意にツッコミを入れてしまったのである。

以下に紹介するのは、今日、私の隣で作業をしていたパートのSさんと、そのまた隣で作業をしていたパートのTさんとの会話である。お二人とも結婚しておられて、子供さんもおられる。

Sさん「で、今日の晩ご飯何にすんの?」

Tさん「唐揚げにしようと思ってる」

Sさん「唐揚げだけ?」

Tさん「まさか。うち、どんだけ貧乏やねんな。でも今日はちょっと手ぇ抜かせてもらって、唐揚げとラーメンにしようと思ってる」

Sさん「へえ…。で、麺作るん?」

Tさん「麺作る!?あたしが!?仕事で疲れて家帰って、ラーメン作るゆうてわざわざ麺から作るん!?あたし、こねるん!?それやったらあたし、全然手ぇ抜けてないやん!」

私「すんません!お二人とも面白いにもほどがありますって!」

私はこういった、庶民的な笑いにも極めて弱いのである。


400本目〜4thアルバム完成!

これで、当ブログ『一憩合格』も400本目に突入である。いつも通り、301〜400の文章をひとまとめにしてタイトルを付けんとね。

スベッてるのを百も承知の上で、あえて、『サナギブソン』でお願いします。

意味?あるか!そんなもん!だいたい誰が興味あんねん!(←この、「誰が興味あんねん!」と、「サナギブソン」との間に関連性を見出だせる方はかなりのお笑い通です)ただ、『イッケイノウタ』時代に付けた10タイトルに比べると、明らかにイメージが明るくなってきていて、それが実に感慨深いです。

さ、さ、次行きましょう、次!面白くなってきたあ!


コメントへの返信〜くま様宛

〈返信其の一〉ビートルズも、ストーンズも、オアシスも、ニルウ゛ァーナも、村八分も、ドリフも、み〜んな濃いですよ。

〈返信其の二〉くまさんは男性ですか?それとも女性ですか?もし、くまさんが男性なら、私のカラータイマーは固定式です。もし、くまさんが女性なら、私のカラータイマーは脱着式です。


日常のガチャポン

私の職場は、会社裏の小さな駐車場が喫煙所となっている。私は休憩時間のたびに、この駐車場のアスファルトに腰を下ろして、駐車場に面した一本の道路を行き交う車を眺めながら、煙草を吹かしている。周りには、ごく一般的な作りの民家が建ち並んでいる。

今日も私は、アスファルトに腰を下ろして、呆然と眼前の道路を眺めていた。するとそこへ、二人のパートさんが笑いながら近寄ってきて、私の目と鼻の先で手を振りながら、「和田くん、何か見えてるん?」と言ったので、私は即座に、「はい。僕には見えてます!」と言い切った。二人のパートさんは非常に驚いた顔をして、「え!?何が?」と言ったので、私は、若干ニヤリとしてこう答えた。「酒池肉林が。」

かなりウケた。


女神への誓い〜16年目の決意

常時、メンタルをポジティブに保ち、常時、頭を明晰に保ち、常時、身体を軽快に保つことを主たる目的として、私、和田一憩及び新田茘枝は、以下4項目の厳守をここに誓います。

一、可能な限り、飲酒量を削減します!美味いのか何なのかよくわからなくなる手前で飲酒を止めます!

一、飯、ちゃんと食います!無駄な酒を飲む金があったら、その金をこちらにまわして、若干いいもん食います!

一、寝ます!しっかり寝ます!しっかり寝てこまして、食欲、物欲、性欲の維持にこれ努めます!

一、猫背をなおします!一日24時間の内、少なくとも25回は意識的に胸を張り、これを習慣付けます!

以上、皆様、お見知りおきを!


蝶×4

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写真あった!そういえば串カツ屋の店員さんに撮ってもらったんやった。
左斜め下が新加入ギタリストの小松でございます。よろしく。

しっかしまあ、なかなか絵になるバンドでしょ?「類は友を呼ぶ」のなら、これから出逢うドラマーもなかなかの個性派になると思うし、正直、個性派じゃないとつとまらんと思う。

ちなみにこの4人、4人が4人とも曲が書けるんだな。メンバー4人全員が曲書けて、ドラマーだけがいない―現状は完全にオアシスみたいなんだな。

あと一人。あと一匹。今週末は俺、フライヤー持って、ドラマー探しに奔走するよ。こう見えてもリーダーやからね、俺。


ギタリスト加入!

写真を撮り忘れた…。でも、メンバーが全員揃ったら揃った時点で、全員で写真撮ってここに載せるから、ま、いっか!

とりあえず、新加入のギタリストを紹介いたします。彼の加入によって、私は「ギター&ヴォーカル」の身分から、「ウ゛ォーカリスト」へと転向、栄転、出世いたします。
このブログの愛読者の方々は、「最旧友」の名でお馴染みでしょうし、伊丹最北端にお住まいの友人達にしてみれば、「で、出たあーーーーーー!」ってなもんでしょう。

それでは。

こーーーーーーまーーーーーーつーーーーーー!