経験者は語る

ウルフルズは良いバンドであった。
1st『バンザイ』が後に、日本語ロックの名盤として選出されるのは必至である。が、彼らを輩出し、彼らを輩出したことをいつまでも売りにしつつ、そのことによって非常に態度のデカイ、ライヴハウス『十三ファンダンゴ』は、ゴミである。

基本、ライヴハウスってのは、どこもかしこもゴミである。音楽なんてそっちのけ、集客のことで頭がいっぱいの白痴である。最近、ライヴハウスが相次いで潰れていってるらしいが、不思議でもなんでもない、当然である。

だいたい、ノルマが高い。高すぎる。バンドマンはみんな素直だから、黙って、必死こいて、その金を払っている。にも関わらず、ライヴの後、呼び出されて、偉そうに椅子に腰掛け、脚を組んだ店長やブッキング・マネージャー相手に、反省会みたいなことをさせられる。
音に関するコメントは微々たるもので、ひたすら集客のことについて言われる。

ライヴハウス、まだまだ潰れ足りない。もっともっと潰れて、良心的な所だけ、自然淘汰的に生き残れば良いと思う。でも、そうなるためには、バンドマンが変わらなきゃ駄目だ。みんな自分の音楽にもっとプライドを持って、みんなで団結して、ストでも起こさんことには、ライヴハウスは今後も、涎をたらしながら、バンドマンを食い物にし続けるだろう。

たった30分の出演に、3万とか5万とか払ってちゃ駄目だって。目を醒ませ!


コメントへの返信〜ゆうやうちだ様宛

ゆ、ゆ、ゆうやさん。あ、あ、ありがとうございます。

しぇ、しぇ、しぇきなべいベ...。え?あ、いや、決してふざけておるわけではありません。ゆ、ゆうやさんと言えばやっぱり、ねえ、「しぇきなべいべ」かなあ〜、なんて、あの、あはは、おも、思ったものですから、はい。え?発音がなってねえ?それじゃボウイには通じないぜ?あ、ボウイって、あのヒムロックの、暴威...え?違う?あ、あ、あ、そ、そうですよね、デウ゛ィットの方ですよね。そりゃそうです。いや、私もそうだと思ったんですがね、ここはやっぱりボケといた方が良いのかなあ〜、なんて。え?そんなのは要らない?す、すいません...。


跳ねる幻覚

或る日、田んぼの真ん中に一羽のカラスが立っているのを見て、「あ、太宰治や。」と思った。

或る日、うちの親父が大きなキャベツを持っているのを見て、「あ、レノンや。」と思った。

或る日、私の姿を見て、道路脇の、覆いのある幅の狭い溝に逃げ込んだは良いが、さすがに狭すぎたのか、隠れているのは頭だけで、首から下は丸出しの猫がじっとしているのを見て、「あ、俺や。」と思った。


コメントへの返信〜アビィ様、匿名様、けんご様、故郷の忘れ者様、須磨 ですまんの〜様宛

まさかの盛大なコール&レスポンス!
『イッケイノウタ』では、一度として成し得なかった、私と読者とのコラボレーション!ポジティウ゛ィティの爆発!オアシスのライヴみたいだあ!ファッキン・グレート!

皆さん最高です!合格です!
ありがとう!


カミングアウト2011

このブログは、「嘘をつかない。全てをさらけ出す。」を旗印にしてるんだから、はっきり、言わねばならない。
私は、今年の始めに、離婚ということをした。従って、私は、所謂、バツイチである。
勿論、罪悪感はある。娘に対して、猛烈に、ある。娘に対して、ある。猛烈に。

今まで私は、音楽というものを一人の女性に例えて、ラブソングをいくつか書いた。っていうか、私のラブソングのほとんどは、擬人化した音楽に対するものであった。が、その対象は今や、音楽に限った話じゃない。
今後、私が、自分の作品の中で、「好きだ!」と言った場合には、それは全て、芸術全般を、或る女性、女に例えてのことだ。

物凄くデカくて、物凄く妖艶な女―が私には見えていて、こいつが初めて、ここにきてようやく、極めて強引なやり方で、私の腕をグイと引っぱってくれたのだと、私は思っている。

この考え方、病気。でも、だから、ものを作るということに於いては、自分には、まだまだ可能性があると信じて疑わない。

私は、私だけに見える、この女の為なら、なんだってする。
私にとって、この女に勝てる女は、現実には、いない。
いるはずがない。


復活の爆竹

当分の間は、試用期間で、研修が続くけれども、やる気満々だ。
「お疲れさまで〜す。」言うのも、言われるのも、めちゃくちゃ嬉しい。

次回、病院で相談しようと思う。薬、止めたい。そして、通院も止めたい、と。

失うものはもう、無い。失うだけ失った。底を見た。あとは、必要最低限のものを、嬉々として受け取るだけだ。私は、もう、大丈夫だ。

では、久々に叫びます。皆さん、ご一緒に。

ロッケンロール!!


日常の極道

何本も通せたなら、それに越したことはないけれども、ズ太いのを一本。一本だけ。ズ太いのを一本だけ、ドスン!と通せたら、それで良いと思う。
「筋を通す」ってことの基本は、そういうことだと思う。

一見簡単そうで、実は難しいが、誰の為でもない、自分の為なのだから、やろうと思えばできると思う。
やろうと思えるだろう。自分の為なのだから。


『不良少年とキリスト』より/坂口安吾

是が非でも、生きる時間を生き抜くよ。そして、戦うよ。決して負けぬ。負けぬとは、戦う、ということです。それ以上に、勝負など、ありゃせぬ。戦っていれば、負けないのです。決して、勝てないのです。人間は、決して、勝ちません。ただ、負けないのだ。勝とうなんて、思っちゃ、いけない。勝てるはずが、ないじゃないか。誰に、何者に、勝つつもりなんだ。