元春さんに観てもらえる可能性がゼロではない可能性は100%だ。
「アニマ HOLD ME TIGHT」リマスターPV公開
画像が荒過ぎたのでクリアにした。それから、高校の頃に毎週欠かさず観ていた、洋楽のビデオクリップを流す番組「SONY MUSIC TV」を思い出して、映像の始めと終わりに曲のタイトルとレコードレーベル名を表示してみた。
もし、俺をギタリストとして評価してくれている人がいて、ギターを買うかどうか迷っているとしたら、この映像はその人の背中をものすごい勢いで叩いてくれることになると思う。世間広しと言えども、アコギをここまで間違えた弾き方する奴なんて他にいないんだから。
感性があればドラムやベースの音も聞こえてくる。それが俺の「シバいて音を出す」DV(ドメスティック・ヴァイオレンス)奏法だ!
怜士をてんこ盛った伊丹のダバダ
昨夜も伊丹DABADAさんで歌ってきた。
<セットリスト>
1.バンドマン・ロック 2.綺麗な動物 3.果物をてんこ盛った巨大なケーキ 4.未来へ 5.バタフライ 6.復活の予感 7.SURF BLUE 8.アニマ HOLD ME TIGHT 9.ストーカー 10.ハングリーマン〜恋の尊厳死〜
吐き出し尽くした。
今日の俺は完全に「空っぽ」だ。
第8弾PV「アニマ HOLD ME TIGHT」公開
8本目にしてようやくバンド時代からの曲が登場。アレンジを変えて、これまでになかった新要素を加えて、ほぼ「新曲」として復活させた。
元々良い曲だとは思っていたが、どこかに違和感があった。その違和感がコードに沿いっぱなしの歌メロにあることに気付いて、一部、コードと分離した「語り」を入れてみたら一気に生まれ変わった。中盤に至ってはコードそのものを変えてある。
うちの奥さんが「挑戦したね!」と言って嬉しそうに笑った。
佐野元春
佐野元春って凄い。
過去のものも色々と聴いてみたけど、今が一番カッコいい。
とりあえずこれを聴いてみて欲しい。観て欲しい。
俺が一番好きな曲「ポーラスタア」
恐ろしい。恐ろしくカッコいい。
俺もバンドが欲しい。
俺のバンドが欲しい。
やりたいことがやれて
言いたいことを言えるバンドなら
欲しい。
equal
「SURF BLUE」の歌詞の中ですごく気に入ってる箇所がある。
曖昧な ただ眩しいだけ
手触りは 全ての想い出
上段をバニーさんが書いて、下段を俺が書いた。個人的には、昔読んだヘッセの『クヌルプ』という小説のラストシーンをイメージした。
漂泊の人生を送った主人公クヌルプが吹雪の中で最期を迎える時、自分の人生を激しく悔やむ。「私の人生は一体なんだったのか!」そこへ神が現れて、クヌルプにクヌルプの生涯の全てを見せる。で、こう言う。「これでもお前は自らの生涯を悔やむのか?」クヌルプは涙を流して答える。「いいえ!私の人生は余すところなく素晴らしく、悔いの無いものでした!」
全ての想い出が眩しいー初めて、人生を全肯定してみた。
え?柄でもない?馬鹿野郎!全否定がロックなら全肯定もロックだ。どちらもメーター振り切っちゃってることに変わりはないんだし、完全に真逆なものってどこか「=」で結べる感じがある。だからそう、どっちでもいい、どうでもいい、どっちでもいい、同じ、だ。
新PV『SURF BLUE』公開
あえて、バニーさんのカラーに寄せることなく、自分のカラーを貫いた。にもかかわらず、バニーさんが書いた詩と俺のメロディーが分離することなくきちんと混ざり合ってるから嬉しい。
もし俺が、数年前にこの曲を書いていたら、もっと捻りを加えていたと思うし、トータルタイムも4分を超えていたと思う。でも今は、自分の中から出てきた物の出てきた時の形を大事にしてるから、これだけシンプルに仕上がった。
自分の素養というか何というか、これまで自分が好きで聴いてきたものや、そこから受けてきた影響に逆らわずに、「結局、俺はこういうメロディーが好きなんだ!」というのを包み隠さずさらけ出した。
この曲を歌っている時、頭の中で絶えず鳴り響いているのはストリングスの音。つまり、やっぱり、俺が一番好きで、一番影響を受けたのはUKロックだということ。
紛れもなくロックなんだけど、どこかに必ず憂いがあって、潤いがあって、綺麗じゃないと嫌なんだな。
The Speedy Works
突然、「バニーさんと一緒に曲を作ったら良いのができるんじゃないか?」というアイデアが閃いて、急遽、「バニーさん、詩を一つ頂けませんか?」とメールしたら僅か数時間後に『Surf Blue』という一編の詩が送られてきて、詩を見た瞬間、歌い出しのメロディーが浮かんで、翌日、曲ができて、家で歌ってみたものを動画撮影してバニーさんに送ったら「めちゃめちゃ良いじゃないですか!」と言ってくれて、詩に和田怜士のセンスでちょっと手を加えてみて欲しいと言われたのでちょっとだけ手を加えて、完成した詩をバニーさんに送ったら、「コレや!コレ!」と言ってくれたので完成した。「詩を一つ頂けませんか?」から「コレや!コレ!」まで僅か3日。
素晴らしい曲。俺が歌ったら、俺の音楽をよく知っている人たちには「怜士節炸裂!」って思ってもらえるだろうし、バニーさんが歌ったら、いつもと随分カラーが違うから、バニーさんのファンは相当驚くと思う。いや、やっぱり、バニーさんが歌ったら「バニー節炸裂!」といった感じに仕上がるんだろうな。
バニーさんが歌っているのを聴いてみたい。いつか歌ってくれるだろう。
俺?俺は早速、次のライヴで演るよ。
☆ライヴ情報☆
『俺、故郷のダークホース』2018.6.17.SUN 伊丹DABADA
<open/start>17:30/18:00
<charge>¥1500(1drink付)
<with>コーラスグループぱある/Eriko with バルタン/吉田ふくたろう/ハンニバル マグダス/H・K
出順は当日決まるシステムだったはず。ま、事前に決まるようなことがあればまた報告する。
吉田ふくたろうさんと演るのは腐れ縁あってこれで5度目。ハンニバル マグダスさんは関西ライヴバー界の有名人でブルースギターの名手だと聞いている。バルタンさんも前々から名を存じ上げている。バーで連日連夜酔客相手に腕を磨いてきた面々の中にあって、ライヴハウスで爆音ロックバンドと取っ組み合ってきた俺は完全にダークホース。他の出演者からしてみれば「誰やねん」ってなもんだろう。面白い。驚かせてやる。
お客さんにとっても、暗いとか、狭いとか、チャージが高いとか、食いもんが無いとかいうことは絶対にないから、快適に過ごしてもらえると思う。
俺としては、このライヴを起点にして、ソロでロックをやってる、もしくは、ロック魂を感じさせてくれるアーティストの出演に特化した自主イベントを立ち上げる方向で考えている。文化的に救い難くつまらない街ー伊丹にロックを、ロック魂を持ち込みたい。その記念すべき第一歩を是非、観に来て欲しい。