イブな気持ち

昨年4月以降、ようやく音楽をやってる人間のブログらしくなった『一憩合格』が明日、6周年を迎える。

この6年、色々あった。旧ブログも含めた年月を回想すれば、それこそ吐き気をもよおすほどに目まぐるしく色々なことがあった。

一瞬、情けなくも死にかけた。しかし、図々しくも生き延びた。そして、再びギターを抱えてステージに上がる日々に戻ってこれた。

まだまだ良いメロディーは浮かぶし、奇怪な言葉は閃くし、声は出るし、ギターに勢いはあるし。胸中、「夢」と呼ぶにはあまりにどす黒い、悪人の血のような「野望」が燃えたぎっている。

何はともあれ…

感謝!
感謝!
感謝!
感謝!
感謝!
感謝!

6周年なので、6回言うてみた。


昨夜のライヴ

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<セットリスト>
1.バンドマン・ロック
2.ロックンロール・スター
3.バタフライ
4.果物をてんこ盛った巨大なケーキ
5.FLOWERS IN THE DIRT
6.noel

誰かが気付くまで、何かが動き出すまでの忍耐。

何はともあれ、当分、『ロックンロール・スター』がセットリストから漏れることはないと思う。

「音楽は死んだ」って叫んだ時、何とも言えない嬉しさがあった。

私の中の怒り。その最たるもの。

やっと言えた、吐き出せた、という嬉しさがあった。


でも、ロックンロールは死なない

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18日、ロックンロールの創始者、チャック・ベリーが90歳で亡くなった。

特に何も言うことはない。っていうか、何も言葉が浮かばない。

ただもう本当に、ロックンロールを作ってくれてありがとうと言いたい。そして、私も、寿命の許す限り、ロックンロールに真っ直ぐな人でありたいと思う。


新作をひっさげて

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photo by shan shan

3月22日(水)
扇町para-dice
<開場/開演>18:30/19:00
<前売/当日>¥1200(1drink別)
<出演>
浮浪雲
バニーモツモロ
和田怜士
upper sixx
野田奈津実

私の出番は3番目。20時過ぎの登場。

※新作『january’s childlen』販売開始。
何とか間にあったけど、5枚が限界だったので、5枚だけ物販に並びます。


デザインの出どころ

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と、こんな感じで、イメージで、新作のジャケットを作りました。

今年は、今年の夏は、イギリスの片田舎に随分長いこと引きこもっていたリアムが初のソロ・アルバムを発表して、サマソニに出演する為に来日もするから、私は、私の今回の新作を、個人的に『リアム・ギャラガー復活記念盤』と呼んでおります。

数年前、私が引きこもりから抜け出すきっかけとなったのが、リアム率いるビーディ・アイの1stだったから、極めてささやかながら、そのお返しです。

ちゃっかり、「noel」って曲も入ってるしね。


☆新作発表☆

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通算9作目『january’s childlen(bootleg the seven)』が完成。

<収録曲>
1.バンドマン・ロック
2.ハングリー・マン(LIVE)
3.FLOWERS IN THE DIRT(LIVE)
4.noel

②は先々月、扇町para-diceで行われたライヴから。③は先月、東心斎橋「ら」で行われたライヴから。①④はスタジオ録音。④は、かなり古い曲ながら、いまだかつて一度もライヴで演ったことがない完全未発表曲。①は…当ブログの愛読者の皆様方には説明不要かと。

早ければ、3月22日(水)
遅ければ、4月17日(月)

¥400にて、販売開始。


歌詞『ロックンロール・スター』

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音楽は死んだ
誰が殺した?
誰も気付いちゃいないし
知ったこっちゃない

音楽が死んで困るのは
お前であって
俺ではない

自分の言葉で
歌う者にとって
お前はアウト オブ 眼中
目の上のコブで
鬱陶しい

誰かの為に歌う
お前の為じゃない
ここで言う「お前」がお前と
いう保証さえない
笑える

音楽は死んだ
誰が殺した?
誰も気付いちゃいないし
知ったこっちゃない

歌えるから
踊れるから
音楽など無くたって

プライドのない輩には
聴こえないロックンロール
素直に笑い泣く目には
最高のロックンロール

見つけたら疑うな
疑えば命はない

ロックンロール・スター
ロックンロール・スター

これでも喰らえ
目を覚ませ

俺はロックンロール・スター

俺がロックンロール・スター


さらに復活の即戦力

たっぷり時間をかけて歌詞を書きかえて、また一曲、昔書いた曲が即戦力として復活した。

どんだけ嬉しいねんっちゅうくらい嬉しい。

タイトルはズバリ『ロックンロール・スター』

次のライヴで演るかどうかは別として、近々演るのは間違いない。曲調からして、『ガガーリン』のポジションかなと思っている。

めちゃくちゃ良い曲だ。

乞うご期待。


尊敬

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私は日頃、ほとんど邦楽を聴かない。理由は簡単。良いと思えるものがないからである。基本的には、日本の音楽は終わってると思っている。

そんな私にも、好きなアーティストは何組かいる。何人かいる。が、「尊敬してる」となると、今も昔も元SMILEの浅田信一さん、ただ一人である。

メロディーが良い。
歌詞が良い。
声が良い。
音作りのセンスが良い。

不可解極まることに、浅田さんは今やメジャーの人ではないので、作品を発表してもそこらの店ではなかなか手に入らない。なので、ネットを利用。昨日、ついにニューアルバム「BLUE MOON BLUE」を手に入れた。

まだ一通りしか聴けてないけど、すでに笑ってしまうくらい良い。これから先、聴けば聴くほど良くなっていくのは目に見えている。

この人がメジャーじゃない日本の音楽界なんて死ねばよろしい。

ああ、いつか一緒に仕事ができたらなあ…。

遠くない未来。私のアルバムの裏ジャケをよく見ると「produce by SHINICHI ASADA」の文字ーと、こうこなくちゃいけない!