復習

自分のやり方を貫く。

今まで、他人のやり方を見よう見真似でやってみて上手くいったためしがないし、他人に説教をされて、懐疑心を抱きながらその言葉に従ってみたところで上手くいったためしもないからだ。そうして、上手くいかなかった場合に、説教をした人間が責任をとってくれるのかというと、これはもう絶対にとってくれないしね。

自分のやり方を貫く―って言うとすぐに、そんな自分勝手が許されるとでも思っとんかボケ!みたいなことを言う人があるが、自分のやり方を貫くというのは決して楽なことではない。結構「茨の道」だ。でも、逆に言えば、自分のやり方を貫かなければ楽に生きていけるのかというと、そうでもない。他人のやり方、言葉に忠実に生きても、それはそれで、結構茨の道だ。生きること自体が、人生そのものが茨の道だ。いずれにせよ、茨の道なんだから、どうせなら、上手くいった場合はその手柄を独り占めできて、上手くいかなかった場合はその責任を全て自分で引き受けられるような方向で生きた方が賢いというものなのではないか?と思う。

難しく考えるからわからなくなる。子供でもわかるような理屈を、難しく考えて迷宮入りするのは、大人の良くない癖だ。

自分のやり方を貫く―単純明快でよろしい。


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