昨夜の夢

男4人、女3人。計7人の中国人と友達になって、そいつらと一緒にバンドをやることになった―という夢を見た。

バンドの中に一組だけカップルがいるのだが、このカップルの男の方が病的に嫉妬深い野郎で、それはもうこの野郎の女も呆れ返るほどで、私がちょっと女と口を利いただけで激烈に不機嫌になるというような困った野郎で、こんな野郎がいるものだから、メンバー全員、スタジオに入ってもちっとも練習に身が入らない。
「お前そんなことではアカンで」皆、口々にこの嫉妬野郎を戒めるのであるが、反省するのはほんの一緒だけで、数分後にはもう、実に些細なきっかけでもって嫉妬の炎を燃やしてけつかるので、こちらとしてはイライラしてもしきれない。

そうこうするうち、私はなんだか面白くなってきた。野郎を嫉妬させるのが面白くなってきた。気付けば、あえてあからさまに野郎の女にちょっかいを出すようになっていた。
女に対して、個人的な想い入れは一切ないのであるが、ただ野郎の嫉妬するところを見たいがためにちょっかいを出すようになった。すると、誰もかもが野郎の目を気にするがあまり、腫れ物に触るような接し方しかしてこず、その結果、半孤立状態にあった女の表情がパッと明るくなった。まんざらでもないとでもいうような顔をした。が、女としても、私にそうやって接してもらうことによって、半孤立状態から脱け出す糸口みたいなものを見出だせたらしいことが嬉しいだけで、私に対して何か個人的な想い入れがあるのかというと、これは一切ないようだった―という夢を見た。

精神鑑定をよろしくお願いします。


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