鬼畜

めっちゃくちゃ好きなんだよ。 死にそうなくらい好きなんだ。 それはもう千切れるくらいに。 でも、「ワタシと音楽、どっちか大事なのよ!」って言われたら、待ってましたとばかり、内ポケットからメリケンサックを取り出すと思う。

馬鹿の花

昔、彼女に薔薇の花を贈った。 彼女は「ゴメン。めっちゃ嬉しいねんけど花は枯れるからあんまり…」と言った。 私は「え!?枯れるからこそ綺麗なんやんか!」と、特に何の実感もなく、ただ、文章のロマンチックっぷりに酔い痴れながら...

囁きに揺れて

自分の中に、強硬姿勢を崩そうとしない自分と、常時怖じ気付いてばかりいる自分がいる。 強硬姿勢の自分は常に上の空で、絶えず無我夢中でいたいと思っている。我を忘れている状態で、夢の中に生きたいと思っている。一方、怖じ気付いて...

言語姦覚

ホセに逢いたい。 これは良いダシが取れそうだ。何しろ超合金で肉と骨の繋ぎ目がぷるるんと潤いながらぎこちなくシャウトしてるんだから実にオートマだ。俺?俺は脇目も振らずに表参道を地盤沈下する要領でマカデミアナッツ。まあ、4つ...

オビタニズム

今、最低。 明日、最低。 面白くも何ともない。 「サプライズとかそんなんどうでもええねん」とか言うてる奴は恋愛すな!だいたいそんなもん恋愛でもなんでもない! サプライズを望んでるお前の彼女を俺によこせ!サプライズまみれに...

破裂

例えば、『モナリザ』を書ける奴がどこにいるんだという話だ。 自分で言わなきゃ誰が言うんだという話で、自分で言わなきゃ誰も言わんし気付かんから言うが、俺の書いてきた曲は皆、凄い曲だ! ヘラヘラ笑うな、ボケ! 俺は凄い曲を書...

逆襲のチャア

私に言わせれば、デーブ・スペクターも滑り知らずだが、たむらけんじも滑り知らずである。 ―獅子舞を被って、ダンサブルに登場。裸にサングラス、ふんどし、足袋のいでたち。腹には「ぶりには大根」と書いてあり、太ももをパァーンと叩...

髷とメリーゴーランド

音楽的には、バンドという形態に対して不信感が芽生えてきており、また、恋愛については、願望が私の中に忍び込んでくる入口だけがあって出口がなく、まったくもって同情の余地なき珍妙なる自爆、被爆は時間の問題かと思われて、また、仕...

朝靄

聖書の中に「明日のことを思い煩うな。明日は明日が心配する」という言葉があるが、正直なところ、何のことやらさっぱりわからん。 「明日、何が起こるかわからんのに今から不安になっていてどうする」とでも言いたいんだろうが、私に言...