Monthly Archives: 2月 2012

鬼畜

めっちゃくちゃ好きなんだよ。
死にそうなくらい好きなんだ。
それはもう千切れるくらいに。

でも、「ワタシと音楽、どっちか大事なのよ!」って言われたら、待ってましたとばかり、内ポケットからメリケンサックを取り出すと思う。


馬鹿の花

昔、彼女に薔薇の花を贈った。

彼女は「ゴメン。めっちゃ嬉しいねんけど花は枯れるからあんまり…」と言った。

私は「え!?枯れるからこそ綺麗なんやんか!」と、特に何の実感もなく、ただ、文章のロマンチックっぷりに酔い痴れながら言った。

かつての私は、今よりずっと胡散臭かった。でも、本当に好きな人には、何故かまた、薔薇の花を贈りたくなると思う。


囁きに揺れて

自分の中に、強硬姿勢を崩そうとしない自分と、常時怖じ気付いてばかりいる自分がいる。

強硬姿勢の自分は常に上の空で、絶えず無我夢中でいたいと思っている。我を忘れている状態で、夢の中に生きたいと思っている。一方、怖じ気付いてばかりいる自分は防衛本能の塊で、足元の状態をネタネタと確認しながら、とにかく自分を守ろう守ろうとしている。

どちらの声も主人たる私を思ってのことなので、有難いっちゃ有難いんだけど、どういうわけだか私は、強硬姿勢の自分の声を「天使の囁き」と呼んで、怖じ気付いてばかりいる自分の声を「悪魔の囁き」と呼んでいる。

天使が「虎穴に入らずんば虎児を得ず」と囁く隣で、悪魔が「飛んで火にいる夏の虫」と囁いている。


言語姦覚

ホセに逢いたい。

これは良いダシが取れそうだ。何しろ超合金で肉と骨の繋ぎ目がぷるるんと潤いながらぎこちなくシャウトしてるんだから実にオートマだ。俺?俺は脇目も振らずに表参道を地盤沈下する要領でマカデミアナッツ。まあ、4つ目の信号を左だと見限った時に限って右折したブラジル人が揺れている。

乳首―あるいはガンダム。

「鮭茶漬け!」と叫んで殺人的跳び蹴りを繰り出したおじいちゃんがカナブンの隣で死んだ―正解!満を持したサドルはよしおです!

「さかむけを、揚げて食うなら俺を轢け」と言った親爺の足がグローバルスタンダード―という名のマヨネーズ山田。

あの日、遅れて来た消防車が燃えていたから、喜連瓜破は今ひとつうりわれなかったんだという噂を全く聞いていないお前。


オビタニズム

今、最低。

明日、最低。

面白くも何ともない。

「サプライズとかそんなんどうでもええねん」とか言うてる奴は恋愛すな!だいたいそんなもん恋愛でもなんでもない!
サプライズを望んでるお前の彼女を俺によこせ!サプライズまみれにしたるから。

恋愛にサプライズがなかったら、他にどこにサプライズがあんねんアホンダラ!

サプライズのない人生の何が楽しいねんアホンダラ!

アホンダラはダラダラ死ね!


破裂

例えば、『モナリザ』を書ける奴がどこにいるんだという話だ。

自分で言わなきゃ誰が言うんだという話で、自分で言わなきゃ誰も言わんし気付かんから言うが、俺の書いてきた曲は皆、凄い曲だ!

ヘラヘラ笑うな、ボケ!

俺は凄い曲を書く。売れてる奴であろうが売れてない奴であろうが足下に及ばん。今だ嘗て負けた記憶が一切ないのに、一体何だ、今の俺のこの立ち位置は!

俺、このまま普通に生きて普通に死ぬのか?

アホンダラ!愚鈍野郎どもが!なんで好き好んでお前らのような愚鈍野郎どもを相手にせねばならんのだ!いつまで?疲れたよ…。どいつもこいつもくたばりやがれ!


逆襲のチャア

私に言わせれば、デーブ・スペクターも滑り知らずだが、たむらけんじも滑り知らずである。

―獅子舞を被って、ダンサブルに登場。裸にサングラス、ふんどし、足袋のいでたち。腹には「ぶりには大根」と書いてあり、太ももをパァーンと叩いてこう叫ぶ。「東京で売れてる大阪の芸人全員死ねっ!」

お前が死ねっ!と思う。


髷とメリーゴーランド

音楽的には、バンドという形態に対して不信感が芽生えてきており、また、恋愛については、願望が私の中に忍び込んでくる入口だけがあって出口がなく、まったくもって同情の余地なき珍妙なる自爆、被爆は時間の問題かと思われて、また、仕事に於いては、今日を入れてあと3日で今の職場での勤務が終了するのである。

断言しよう。私は今、完全に方向性を見失っている!

今朝、私は、洗面所で髭を剃りながら思った。「一体誰のために、何のために剃っておるのか」と。そして、こうも思った。「24時間を費やして得たものを5秒で失うことはままあっても、5秒で得たものを24時間自分のものとして維持できることはまずないな」と。

人生―この、非効率的且つ非生産的極まるもの。ことごとく、得難く失い易し。

僅か一年で、一年前の自分に舞い戻ることになろうとは夢にも思わなかったでござる。


朝靄

聖書の中に「明日のことを思い煩うな。明日は明日が心配する」という言葉があるが、正直なところ、何のことやらさっぱりわからん。

「明日、何が起こるかわからんのに今から不安になっていてどうする」とでも言いたいんだろうが、私に言わせれば「明日、何が起こるかわからんか?」という話だ。

だいたい何が起こるかわかるし、十中八九その通りになるし、そんなこんなの繰り返しが鬼のようにくだらなくて我慢ならんから、何とかならんかね…と考えて、この漠然とした「何とかならんかね…」が、俗にいう不安となって顕れているんでございますよ。