月の終わりの台風―今日は完全に観念しきって、大人しく部屋に閉じ籠もっている。心境としては、洗車機の中でジッとしている車である。
明日から10月―今年もいよいよ終盤戦に突入する。ここからの3ヶ月が勝負である。その前に、こうして台風が来て、洗車機の中でジッとしている車の心境を味わえているというのは、気運的に、気運の流れ的に、何かとても幸先の良いものを感じる。先日、家の裏の川の堤防で、デカい黒蛇を見たところだし、総じて、幸先の良いものを感じる(私は巳)。
奥歯に闘志を噛み締めて、台風が行き過ぎるのを待つ洗車機中の蛇。
葛飾北斎の名画「竹林の大蛇と小鳥」( 蛇視眈々)