Monthly Archives: 8月 2012

壊れた詩のような

私のような者にも、一瞬でわかることって、ある。

でも、「一瞬でわかるはずがない」と言って決めつけて、いちいち手続き的なものを踏ませるのが世の中。クソ面倒くさい。

運よく、珍しく、理屈抜きで、一瞬でわかったものを、いちいち理屈立てて説明しないといけなくて、無理矢理理屈立てている内に、元々めちゃくちゃ簡潔でピュアだったものが、あれよあれよと複雑になっちゃって、濁っちゃって、萎びたバナナみたいになっちゃって、届くものも届かなくなっちゃって、「あなたは何だかよくわからない」と言った神様が、何も掴めなかったUFOキャッチャーの腕のような感じで音もなく遠ざかっていく。

ギシギシガタガタ音を立てて、必死こいて生きている人間のもとを、足音ひとつ立てず、「…」と言って、無表情で去っていく神様の後ろ姿に中指を立てるのが精一杯。


日常の犯人

かしこはアホのフリをする。

アホはかしこのフリをする。

それだけの話。

言葉を聞けばわかるし、姿勢を見ればわかる。

かしことアホの見分け方―全っ然ややこしくない。単純明快だ。単純明快過ぎてややこしくなっているだけだ。

ややこしくしているのは、ややこしくないと困ると思っているアホどもだ。


抱きしめたい

軽快かつ快活な、薄くて軽い不思議ちゃんは好きじゃない。はっきり言って大嫌いだ。面倒くさい。でも、軽快かつ快活でありながら、濃くて重いものが人格の向こう側に見え隠れする人は、男女を問わず大大大好きだ。

全力で抱きしめたくなる。


背中を丸めて帰途につく

今日は休みで、どうしても欲しい本があったので、梅田の紀伊国屋書店へ行ってきた。

特別な催しとして、海外の超有名スター達の直筆サイン付き写真が、豪華極まる額縁に入って、保証書付きで販売されていた。

マッカートニーのが27万円で、オードリーヘップバーンのが38万円で、メグライアンのが7万円であった。

眺めている内、金銭感覚が完全に狂っちゃって、一瞬、「メグライアンの買おっかな!」と思ったのだが、財布には6千円しか入っていなかった。


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私の愛するサッポロが、『麦とホップ』に続く傑作発泡酒を発表した。その名も―サッポロ北海道プレミアム。

驚いた。こ〜れは旨い!

サッポロの発泡酒を飲めば、サントリーやアサヒの発泡酒がいかにやっつけ仕事なのかがよくわかる。

ちなみに私は、キリンは、嫌いではない。なかなかやりよる。発泡酒でいうと、『淡麗』はなかなかよくできていると思うし、ビールで言うと、『キリンラガー』を筆頭に、『クラシックラガー』や『一番搾り』は本当に旨い。サントリーの『プレミアムモルツ』なんて足元にも及ばない。でも、その『プレミアムモルツ』が足元にも及ばない『クラシックラガー』や『一番搾り』は、『サッポロ黒ラベル』の足元にも及ばない。


元バンドマンへ

音楽やるより楽しいこと、他に、見つかりましたか?

それって一体何なんですか?教えてください。

歌えるのに、ギター弾けるのに、ベース弾けるのに、ドラム叩けるのに、曲書けるのに、音楽より楽しいことって、他にありますか?

本当に、さっぱりわからんのです。

やめる理由が、さっぱりわからんのです。

「楽しい」だけでは駄目なんでしょうか。「楽しい」の何が悪いんでしょうか。

我がの「楽しい」さえ満足に維持できないような人間が、他に何を維持できるんでしょうか。

「お前に言われたかねえよ!」って?はは、笑わっしょる。俺は一度たりともやめようと思ったことはないよ。

だから、お前に、お前らみたいなモンに、とやかく言われたかねえよ!

ヘタレどもが!


優しさってなんぞや?

「笑い」って知性だと思うし、知性って「笑い」だと思う。

「笑い」のない知性はゴミだと思うし、知性のない「笑い」はゴミだと思う。

知性のある「笑い」を知っている人に触れた時、「この人、めちゃくちゃ優しい人やあ!」と、私は思う。


想像力の陽と陰

目に見えないものを「見える」と言い張ってきかない人間は、感受性と想像力にめちゃくちゃ恵まれている人間か、もしくは、完全なるアホかのいずれかだ。

前者が夢のある、楽しい幻を見るのに対して、後者はいつも、夢のない、おどろおどろしい、人の恐怖感を煽る幻ばかり見ている。

前者が天使を見ている時、後者は幽霊を見ている。

幽霊なんていない。面倒くさいことを抜かすな。

想像力が陽に働く人間は賢い。
想像力が陰に働く人間はアホだ。


アホの色

どんなに可愛くても、どんなに美人でも、どんなに男前でも、どんなに金持ちでも、24時間テレビを観て涙した時点で0点だと思う。

私が黄色嫌いなのは、ひょっとしたら、あの番組のせいなのかもしれない。

黄色は、アホの色である。信号の、青と赤に挟まれているあの色は、アホなのである。