内なる激走

1日に10考える人の1週間、ひと月、1年と、1日に1しか考えない人の1週間、ひと月、1年とでは、「別物」と呼んでも差し支えないくらいの、大きな開きがあると思う。

私はよく人に、すぐに考え方が変わるとか、やり方が変わるとか言われるが、ちょっと待てと言いたい。

私に対して「変化が早過ぎる。」的な指摘をする人のほとんどは、1日に2くらいしか考えていない人である。でも私は、こう見えて、1日に7くらいは考えている―という自負がある。

例えば、私の考え方が一週間で変わったとする。そしてそれを「早過ぎる。」と指摘する人がいたとする。指摘した人が14考えた時点で、私は49考えている。僅か一週間で、35歩もの開きがある。これがひと月ともなると、指摘した人が62考えた地点で、私は217考えていて、そこには155歩もの開きがあるということになる。

私に対して「すぐに変わる。」などと、時間軸でのみ物事を判断して皮肉っぽく指摘、批判する前に、その「すぐ」の密度的なものの違いを考慮していただきたいものである。


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