虚無票

今日は休み。で、今日は選挙の日で、応援している政党がないわけではないのであるが、私は、行かない。というのも、私にはどうしてもわからないのである。一票の重さというものが。

私の一票―「たかが」はあれど「されど」はなし。全っ然、何の影響力もないだろう。

例えば私にも、日本のバンドで好きなのはいくつかあるが、私が彼らのアルバムを発売日に買ったところで、彼らのアルバムがヒットチャートに躍り出たことは一度もないよ。

EXILEだAKB48だと言って盛り上がっている世の中の片隅で、ある種の屈辱的な無力感を感じつつも嬉々として、ソウル・フラワー・ユニオンの新譜を買っている人間に、一票の重さなんてわかるわけがないよ。


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