①高校時代に一緒にバンドをやってたギターの奴が、音楽の専門学校に通い出した途端にやたらと理論と「プロ」を語りだした時、猛烈な違和感と寂しさを感じた。そして、実際、彼の音は駄目になった。上手いかもしれないが、音が、気持ちが、「こなく」なった。
②ヘルパーの学校に通っていた時、講師の「村本さん」がこう言った。
「ずっと素人でいてください」
③先日私は、「何事に於いても、理論や理屈を知れば知るほどに損なわれていくものもあるのでは?」と言いたいだけだった。
④「プロ」を否定するつもりなど微塵もなかった。ただ、経験も知識も技術も十分にある人が「素人でいてください」と言ったことに感銘を受けたーと言いたいだけだった。