嗚呼、再会のジャム・セッション

先日、ある音楽仲間と十数年振りに再会した。

19時、阪急塚口駅前。「一憩!」という懐かしい声がして、振り向くと彼がいて、その姿を見るや私の頭の中の何らかの線が爆竹的な破裂音を立ててブチ切れて、嬉しくなって、気付いたら奇声をあげて飛びついてしまっていた。そして、その旧友を連れてきてくれたのは他でもない。私の唯一無二の戦友。アルファベッツ~リプライズ~バタフライと、長年に渡り共に戦った剣吾くん。3人で駅前の「BUTTERFLY BAR」に移動して4時間に渡って酒を酌み交わした。

4時間、話題はずっと音楽のこと。音楽以外のことはびた一文話していない。会話の中に何度「ロック」という単語が登場したことか。話しても話しても全く飽きがこず、それはまるで、客ほったらかしで展開するクソ長いジャム・セッションのようであった。

「やっぱ音楽やらなアカンで!」3人とも、来年、心新たに火蓋を切って落とす活動に胸を躍らせている。別れ際、「来年からまたよろしく頼むで!」と言って、握手を交わした。

バーで流れていたガンズ・アンド・ローゼズのロックンロールに心地良い追い風を感じて、酒が無闇に美味かった。


2件のコメント

  1. あっという間の4時間、こんなに時間の早い4時間は久々だったよ!

    今年はお互い音楽やり切ってまた美味い酒のみたいね!

    今年もよろしく!

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