昨日、私が何故、十三に足を運んだのか。
友人のギターナマズ(写真右)率いる『ブラックナマズ』のライヴを観に行ったのである。
ブラックナマズは、ロックの古典的な名曲を、たまにオリジナルも交えて、「一歩間違えればゴミ」的なパンクサウンドでもって炸裂させるバンド。そもそもパンクって、「一歩間違えれば」という、ギリギリのライン上でなりふり構わず叩き出す音が、他の音楽にはない、何よりもの魅力なんだから、ブラックナマズのやっていることは大正解だと思う。
ライヴ後、「十三でラモーンズを観た」と思い、「ロッケンロー、かくあるべし」と思い、私もいつか、もう少し歳をとったら、歳をとればこそ、捨てるに忍びないガラクタのようなパンクバンドをやりたいと思った。ロックンロールではなく、ロッケンローをやってみたいと思った。
ドラムナマズさんのドラムの叩き方が可愛かった。