Monthly Archives: 4月 2016

宝物~oasis bootleg collection~

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例えばこれ。これがブート。全てが違法。海外でこれを販売すると、CIAの怖い人たちが来て一発で捕まる。
簡単に手に入るものではないし、買う時に物凄い勇気を要するので、一枚一枚に対する思い入れは公式盤以上である。

通常、ブートを買う時は、音質に細心の注意を払って選ぶのだが、オアシスの場合は、録音された年や国を見て、リアムの声の調子に細心の注意を払って、選ぶ。

不思議と、ジャケが丁寧に作られているものは、リアムの調子が良い。


『和田怜士 bootleg 』プロジェクト始動

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今後は、スタジオで歌う時もライヴで歌う時も、全てICレコーダーに録音して、録音したものの中から出来の良いものを選んでCDに落として、『和田怜士 bootleg』と銘打って、次々に販売・配布していきたいと思っている。音をICレコーダーからCDに落として、その都度、必要枚数焼く作業は、私がいつも通っているスタジオのおっちゃんが引き受けてくれることになった。有難い。

ところで、「bootleg(=海賊盤)」と呼ばれるものには2つのパターンがある。一つは、粗悪な中国製でお馴染みの、公式版をコピーしただけのもの。もう一つは、ライヴの模様をオーディエンスが隠し録りしたものであったり、ラジオ放送のために収録されたものであったり、レコーディング・スタッフが密かに横流ししたものであったりを、地下組織がアーティストの許可なく商品化したもので、私が参考にしたのは後者。私はオアシスやストーンズのbootlegを多数所持しているが、bootlegには公式盤にはない面白さがある。高価な割には当たりハズレが激しく、購入する際には相当な目利きが必要なのだが、当たった時の嬉しさといったらない。

というわけで、この度のプロジェクト『和田怜士 bootleg』は、「和田一憩が和田怜士の音を密かに録音して横流しする」という、極めて私らしいコンセプトの下、始動する。

bootlegだから、音さえ違えば同じ曲目・曲順のものを何度作っても構わないし、入念に作り込む必要もない。作り込めば作り込むほど魅力が損なわれていくーそれがbootleg。加工の問題ではなく、素材の問題。どうせ音は声とギターだけなんだから、音質よりも空気感や臨場感を大事にして、新鮮なものを素早く、次々に発表していく。

第一弾の製作はすでに始まっており、来週には完成する予定。

乞うご期待。


某ショッピング・モールにて

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わりと賑わっているショッピング・モールの喫煙所がこの有り様であり、完全貸切状態であるにも関わらず、片隅で煙草に火をつける私。

我が国では、煙草ほど急速ではないが、ロックもまた危機に瀕しているように思う。

ショッピング・モール内にある、わりと大きなCD屋の片隅に、片隅に、「追悼・プリンス」のポップが貼ってあった。

天才も死ぬんだな…と思った。


怜士、試奏の旅~三宮リードマン編~

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さすがはタカミネといった感じ。
さすがは¥125000といった感じ。

コードを軽く押さえて、ピックを優しく当てるだけで、弦にスパンコールでも塗ってあるんじゃないのか?という煌びやかな音が上品に響き渡る。

よく言われることだが、タカミネギターの短所は、ヘッドの「TAKAMINE」の文字が主張し過ぎていることだけだと思う。


だから私は嫌われる

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「大人」というのは年齢の問題ではない。そして、いつの時代も、「大人」に嫌われてこそロックだ。

いいね!
俺、いい線いってるよ。
もっと嫌え。

私はきっと、嫌われる筋合いなく嫌われれば嫌われるほど良くなっていく。

弾き出されるようにして、叩き上げられていく…あ、このフレーズ、歌詞に使えそうだ。


『モーリーズ・リップス』について

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今現在、私がライヴで披露している唯一のカバー曲『モーリーズ・リップス』は、英グラスゴーのバンド、ヴァセリンズ(写真)が書いた曲である。

ヴァセリンズは、活動中はさほど評価の高くない、知る人ぞ知るインディーバンドだったのだが、解散後、カート・コバーンが「世界で一番好きなバンド」と言い、カバーしてから一気に再評価された。

私が初めて聴いた『モーリーズ〜』は、ニルヴァーナがカバーしたやつだった。一度聴いたら忘れられない、激烈にキャッチーでポップなメロディーに驚いた。そして、これは是非とも歌ってみたいと思い、ギターでコードを拾ったら、コードを2つしか使っていないことが判明してさらに驚いた。コード2つでこのメロディー!?と思って感動した。で、それからずっと、今に至るまで、私がソロライヴで演る唯一のカバー曲として君臨し続けている。

2009年にヴァセリンズが再結成して、サマソニに出演した時、私は会場にいた。『モーリーズ〜』は会場を揺らさんばかりの大合唱になった。あんな大合唱を観たのは、聴いたのは、オアシスのライヴ以来だった。が、私が演ると、演るたびに「知らん」って言われる。「ヴァセリンズのカバー」って言うてもわからんやろから、「ニルヴァーナのカバー」って言うたら、「ニルヴァーナ?知らん」って言われた。

日本でロックを生業にするのは至難の技である。


呟き

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どんなギャグも勝てないと思う。

どんなギャグも、「人生設計」なる言葉には勝てないと思う。

「鋼鉄豆腐」(メタルドウフ)って言うてるのと同じくらい、無理のある言葉だと思う。