ドラマチスト旗手

20160227_015735.jpeg

「ロマンチスト」みたいな感じで、人生がドラマチックなものであって欲しいと願う人のことを「ドラマチスト」と呼ぶとすれば、私は完全にドラマチストだと思う。いつも、人生に想定外の神秘的な展開を期待している。でも現実は、小説や映画の世界がよほど飛躍し過ぎているのか、悲しいほど理詰め理詰めに作られていて、ちっともドラマチックではない。ありとあらゆることが想定内に終わってしまう味気なさがあって、たまに泣きたくなる。現実に比べれば、聖書等の中にある宗教的な世界はもちろんのこと、歴史だって、小説や映画と同じくらい飛躍し過ぎているように感じる。それでもなお、往生際悪く、ドラマチストであることを諦めない痛い人たちのために、できることをやっていきたいと思っている。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。