生きてるだけで丸もうけ

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最近、明石家さんまの言う「生きてるだけで丸もうけ」の意味がちょっとだけわかるような気がしてきている。

私は、私の奥さんや友人たちに「生きててくれりゃなんでもいい」と、心から思う。

生きてると、生きること以外に色々なことを求めるし、求められる。そうして、大切な人を、結果的に、殺してしまうことがある。で、殺しておいて、「なぜ?」なんて大袈裟に泣く奴に限って宗教家だったりする。

例えば、先祖供養なんてどうでもいい。先祖供養なんて、この世に生を受けた事を無闇矢鱈に喜ばしく思える脳天気な奴らが勝手にやってりゃいい。

死んだ人なんてどうでもいい。死んだ人の為に割く時間なんて一切ない。
死んだ人のことを想う。毎日想う。それだけで十分しんどい。それだけで十分だ。
今まさに生きてる人間こそが大事だ。
生きてる人に聴かせたい音楽はあるが、死んだ人に聴かせたい音楽なんてない。

大切な人が生きているというのは、もうそれだけで丸もうけだ。そういった意味で、「生きてるだけで丸もうけ」という言葉は爆発的にアリだと思う。


激笑

テレビで、さんまのからくりTVの「ご長寿早押しクイズ」の傑作選が放送されていた。

「結婚式で花嫁が投げる物といえば?」という問題に、あるおじいちゃんが勢いよくボタンを押して自信満々にこう答えた。

「高速スライダー!」

死ぬかと思った。


諦観

私は、私が音楽を継続してやっていこうと思えば、まずは、バンドという形態を潔く諦めてしまわねばならないーという結論に至った。
バンドの解散によって、自分の意思に反して音楽活動が頓挫するというのは、もう二度とあってはならないことだし、理由はそれだけじゃない。

私は、私が人の上に立てる人間ではないことを、職場で初めて役職というものに就かせてもらうことで、嫌というほど思い知った。
私は、他人に指示を出すということができない。そして、たとえそれがチーム全体の為に必要なことであったとしても、メンバーに対して「怒る」ということができない。常に仲良く円満であることを求めてしまうので、結果、チームを駄目にしてしまう。できていない人に「できてないよ」が言えない。これはバンドについても同じことが言えて、私がリーダーを務めると、バンド内の人間関係が円満であることを第一に考えて、それなりに気を使い、勝手に疲れて、肝心の創造的な部分がおろそかになってしまう。

バックバンドがあれば良いなとは思う。でも、これまでやってきたような、メンバー全員が平等に発言権を持つバンドは無理だと思う。やりたいことをやる。言いたいことを言う。ということが難しい。ステージの上で何を喋るのかということについてさえ、メンバーの許可を得た規制の枠内でのことになってしまう。やりたいことをやって、言いたいことを言って、それがメンバーの不評を買った場合に、「うるさい!」的なことをどうしても言えない自分がいる。そんなことでは駄目だ。メンバーの顔色をうかがいながら歌うロックバンドのリーダーなんて要らない。

バンドは楽しい。めちゃくちゃ楽しい。でも、そこんとこを潔く諦めてしまわないと、私の場合、先が思いやられる。

アコギ一本抱えて、一人でやっていく。今はただ、そのスタイルについて、間抜けな「弾き語り」に代わる名称を考えるのみである。


スノーフレークを掲げて

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今まで一度も人前で演ったことのない曲に「スノーフレーク」というのがある。曲自体はアルファベッツを結成するより以前に出来上がっていたのだが、なかなか思うような詞が書けなくて、ようやく納得のいく詞が書けたのが2、3年前のことで、だから、一度も人前で演ったことがないのである。

じゃ何故、そんなに作詞に苦戦したのかというと、曲が我ながら物凄く良い出来なので、その曲を詞が殺してしまうことを極端に恐れたからである。

でも、もう、完璧に完成している。

今から新曲を3曲書いて、完成したら、そこに過去の曲2曲と「スノーフレーク」を足した計6曲を携えて、ライヴ活動を開始しようと思っている。

二度とやめない。今度動き出したら、その後もずっと継続してやっていくことが長期目標。そして、一度として目的のないライヴをやらないというのが短期目標。とりあえずは、「スノーフレーク」を一人でも多くの人に聴いてもらうことを目的として、撃って出ようと思っている。


39

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まずは、第一歩として、自分が今までに書いた曲の確認と整理を行ってみた。

全39曲。内、過去にバンドで一度でも演ったことのある曲が25曲。一度も演ったことのない、完全に未発表なのが14曲。

バラードが多過ぎる。

ロックンロールを書かねばならないことに気付いた。


先月の未発表記事 ③

性善説?性悪説?
子供好き?子供嫌い?
老人好き?老人嫌い?

歳をとるごとに善くなっていく人もいれば悪くなっていく人もいるし、好きな子供もいれば嫌いな子供もいるし、嫌いな老人もいれば好きな老人もいる。

全ては人それぞれだし、人による。

無理矢理線引きをしたり、束ねたりするからおかしなことになる。


先月の未発表記事 ②

「あなたの意見を聞かせて下さい」みたいなことで、自分の考え方を言ったり、文章に起こして提出したりした場合に、まともに理解してもらえず誤解される確率は80%を超えている。

理解力のない奴に限って、「言ってくれなきゃわからない」みたいなことを言う。


先月の未発表記事 ①

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「生きる」の類似語を考えた。

「あがく」以外に何も浮かばなかった。

人間は答えの出ない試行錯誤の連続の中で死んでいく。

一体何のための試行錯誤なのか。

でも、「あがく」って、決して悪くない言葉だと思う。

あがきの中に人間は、神様も想定外の、おもちゃ箱をひっくり返したような、面白いものを生み出すんだと思う。


無名のブランド

昨夜、小学1年からの付き合いの幼馴染と久々に会って、飲んできた。

「アンタは和田一憩やで!和田一憩やねんで!」と何度も何度も言ってくれた。

私は、自分が「和田一憩」なのはよく知ってる(笑)

でも、これほど嬉しい言葉は他にないと思ったし、今度ライヴをやることになったら、苗字だけ別名を名乗ろうと思っていたのだが、やめることにした。