まさかの死因

睡眠は質の問題であって量の問題ではない―ってなことをよくいうが、これは、「年齢」についても全く同じことが言えると思う。

私より全然歳上の分際で、小学生でもわかっていることをわかっていないアホな大人が吐いて捨てるほどいるよ。

寝過ぎで死ねばいいのに


怒りの噴水に虹を架けて

批判されることを過剰に恐れて、自由に意見することを禁じておきながら、噂話や陰口が横行することの非は自分にはないと思っているような愚鈍な人間が、今度はその噂話や陰口の類いを過剰に恐れて、その鎮圧に追われている姿は、無数の穴から水が吹き出している巨大な噴水の中に一人、全裸で、奇声を上げて飛び込んでって、必死の形相で穴を塞ごう塞ごうとしているキチガイの姿を彷彿とさせる。

口を塞がれたら、鼻で呼吸するまでのこと。

鼻を塞がれたら、口で呼吸するまでのこと。

両方塞がれたら、暴れるまでのこと。


行くぞ!

決断。

以前と比べて、やりづらいったらないが、それでもなお、性懲りなく、当ブログを継続することにした。

みんな黙ってる。が、私は、「黙る」という処世術を知らんのだ。

好きなものは好きだし、嫌いなものは嫌いだし、やりたいことはやりたいけれどもやりたくないことは死んでもやりたくない―ということをただただ素直に、眈々と書き綴っていく。覗き見馬鹿どもの為の文章など一本たりとも書かない。

私にとっては、「愛読者」の皆さんが全て。愛読者の皆さんが楽しんでくれりゃそれでいい。

2013年も、『一憩合格』をよろしく。


揺れる天秤

当ブログも、残すところ今日を入れてあと3日を予定している。

私は、当ブログをものすごく大切に思ってくれている「愛読者」が、私と直接の面識がない人も含めて、少なからずいることを知っているし、その一方で、自分の言葉を一切発しようとしない、覗き見趣味一辺倒のド変態どもが少なからずいることも知っている。そんなもの、管理人に聞けば一発でわかる。だから、「愛読者」の皆さんのことを思うと、心苦しいというか、「進退極っている」というのが正直なところなのである。

休みたくない。でも、休むべき?
やめたくない。でも、やめるべき?
馬鹿の為に休む?
馬鹿の為にやめる?

当ブログの読者数は、一時期、1000を越えていた。今でも、だいぶ淘汰されてきたとは言え、かなりの人が読んでくれている―という報告を、つい先日、管理人から受けたばかりである。

愛読者の皆さんへの愛情と、覗き見馬鹿どもへの憎悪とを見比べながら、あと3日、よく考えてみようと思っている。


歩くコント

昔、大阪の神崎川沿いにあるレンズ工場で働いていた時、数ヵ月先輩に当たる同僚が、偉そうにパーラメントを吹かしながらこんなことを言った。

「俺はな、仕事、できひんのとちゃうねん。やらへんだけ。わかる?」

彼はとても背の低い、天パ金髪オールバックの、「女に困ったことがない。」が口癖の、自称「資〇堂の社長の息子」で、しょっちゅう仕事をズル休みしていた。そしてたまに、「社会勉強。」と呟いて出勤してくると、根拠なく自信満々で、私のような後輩に対しては非常に態度がデカかったが、上司連中に対しては異常に腰が低かった。

「俺はな、仕事、できひんのとちゃうねん。やらへんだけ。わかる?」

わからねえよと思った。だいたい私は、できひん人間の中でも特にできひん人間が、やらへん人間だと思っているから、笑いを堪えるのに大変難儀した。

私にとって彼は、『歩くコント』以外の何物でもなかった。


井の中の蛙

ひとつの世界に埋没し切ってしまっている人間は、他人もまた、ひとつの世界に埋没し切っていると思っているが、冗談じゃない。一緒にしてもらっちゃ困る。

私には、いくつかの世界がある。私は、いくつかの世界に属している。この世界もあるけれど、その世界もあればあの世界もあって、それぞれ違った自分の顔があって、それぞれ違った友人がいる。

井の中の蛙はうるさい。蛙だけにうるさい。何を言ってるんだかさっぱりわからんが、雑音として、ノイズとして、ただただうるさい。

一緒にしてもらっちゃ、本当に困る。