猫へ

お前さんは本当に、本っ当に、あの高縄手の盆踊りで踊り狂っていた妙にスタイルの良い女のようなオッサンではないのだね?もしお前さんがあの女オッサンだったら、私は、10日、行きたいけれども行かんぞ。だって、めちゃくちゃ怖いんだもの。

あと、お前さんは本当にオスか?

めちゃくちゃ怪しいぞ。


堕天使信仰

ロックバンドがやりたいんだよ。

ただ単に、バンドがやりたいわけじゃないんだよ。

ロックバンドがやりたいんだよ。

客がロクでもない客なら、ステージから降りてって殴りかかるような、そんなロックバンドがやりたいんだよ。

音楽をやりたいんじゃなくて、ロックがやりたいんだよ。

ある意味、ロックは音楽じゃないんだよ。

ロックは、「堕天使」なんだよ。

俺は堕天使に仕えるんだよ。


秋風

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今、近所のコンビニの駐車場の片隅で、ビール片手にぼ〜っとしている。秋風が心地よい。

私は一体、何歳まで生きるのだろうか。

夢は叶うのだろうか。

みすぼらしくなる前に、死ねたらなと思う。


歌詞『占い×底辺÷2』

憂鬱なので今日は仕事を休んで

難解過ぎることが売りの本を読んで

美味いも不味いもクソもないウイスキーに酔い痴れて

時計の針の先から何かが糸を引いて

笑えない―夜見る夢にさえ夢がない

笑いたい―「喜」もなく 「怒」もなく 「哀」も他愛のない「楽」さえ…

十中八九 明日も仕事を休んで

「焼け石に水」なのは百も承知で

九星気学 カバラ 誕生日 四柱推命

風水 姓名判断 星座 手相 夢

笑えない―夜見る夢にさえ夢がない

笑いたい―「喜」もなく 「怒」もなく 「哀」も他愛もない「楽」さえ…


歌詞『月下美人』

見違える程に綺麗になった女に

救い難く短命に終わる花―月下美人

どや顔はまるで愚にもつかぬ似顔絵

誰のための愛嬌か

何のための哀愁か

傾く太陽が君をさらっていく

傾く太陽が君をさらっていく

脇目も振らずに 寄り道を知らずに

我先にと急ぐ 飛行機雲が残る

「いずこへ?」と問えば 皆が皆「I don’t know 」

誰のための焦燥か

何のための競争か

傾く太陽が君をさらっていく

傾く太陽が君をさらっていく


阿仁真梨の前説

それではここで、最近一憩が書いた二本の詞をご紹介することにいたしましょう。
これは、バンドがリハーサルで演奏するカバー曲を日本語で歌う為に書かれたもので、二本とも、オリジナルの歌詞の内容及びタイトルを完全に無視して書かれております。

まず、最初にご紹介するのは、『月下美人』というタイトルの詞で、剣吾さんがリクエストしたティーンエイジ・ファンクラブの曲に乗せるべく書かれた詞です。言葉の音感とリズムを重視して書かれており、一憩にしては珍しくまっとうな「歌詞」に仕上がっております。

次にご紹介するのは、『占い×底辺÷2』という非常に奇妙なタイトルの詞で、小松さんがリクエストしたオアシスの曲に乗せるべく書かれた詞です。先日、このブログ上で一憩本人も述べておりましたが、一憩自画自賛の作品となっております。あたしも、この詞は一憩が今までに書いてきた詞の中でも5本の指に入る出来ではないかと思っております。

以上、あたくし阿仁真梨による前説でした。
では、どうぞ!


コメントへの返信〜ねこみみ様宛

私は、「アイム・オンリー・スリーピング」かな。ビートルズの曲はホンマにどれもこれも好きやけど、その時々の心境を問わず、いつ聴いても激烈に感動するのは、この曲と、「アクロス・ザ・ユニバース」の二曲かな。でも、「今の『一番』を言え」と言われれば、やっぱり「アイム・オンリー・スリーピング」でございます。

二曲ともレノンの曲やね。そういえば「シー・セッド・シー・セッド」もレノンの曲やね。

まったくもって、鬼才としか言いようがないやね。


選択肢をいっぱい

人間、一つでも多くの選択肢を持たねば。

人間、一歩踏み出せばそこに新たな世界があって、その新たな世界にはやはり「住人」がいて、その住人と知り合って、そこからさらに世界が広がっていって…そういうことだ。めちゃくちゃ単純なことだ。ただ、このめちゃくちゃ単純なことが、人間、なかなか信じられないんだ。

現状に満足してちゃイカン。

一度きりの人生。選択肢がいっぱいある中で「これだ!」と思えるものを選ばなきゃ。

ね!


600

これで、600本目。

いつも通り、501〜600の文章を一括りにして、6thアルバムとして、タイトルを付けましょう。

『Wソニック』でよろしく。だって、これしかないでしょう?

じゃ、次!次行きましょう!