恋もロックなイカした野郎

レノンは、ヨーコを選んで、誰にも素直に祝福してはもらえないことを良くわかっていたと思う。だからこそ、ヨーコじゃなきゃ駄目だったんじゃないかと思う。

ヨーコを選んだこと自体が、レノンの表現のひとつだったんだと思う。もちろん、死ぬほど愛していたとは思う。でも、それ以外に、レノンの中に、「表現」の要素があったんじゃないかと思う。ヨーコを選び、ヨーコを前面に押し出すことによって、クソみたいな世の中に、中指を突っ立てたんじゃないかと思う。

やることなすこと、いちいちロックなんだ、レノンという男は。

だから、大好きだ。


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