コメント、ありがとう。そういう暖かい言葉をそっと掛けられるくまさんみたいな人間のことを、「優しい」というのではありますまいか?
残念ながら、私は、本当に、全っ然優しい人間ではないのです。物腰は結構柔らかい方かもしれない。でも、それも掘り下げて考えてみれば、ある種の演技で、他人に物腰の柔らかさを求めておるだけの話なのです。
恋愛に関して言えば、私はある意味、いつも「二股」なのです。一人の、生身の女性に、全てを懸けたことなんて一度たりともない。
私は結局、「音楽」という名の女性が一番好きで、生身の女性はいつも、どうしても、私にとって二番手になってしまう。そりゃ、最初は、音楽に迫る勢いで好きになりますよ。でも、時間の経過とともに、早かれ遅かれ、私は音楽の方へ音楽の方へ流れていく。
デート中でも、旅行先でも、空気というものを一切読まず、中古CD屋を見つけると入ってしまうし、相手が、私の音楽と、音楽人としての私に対して興味を示さなくなると、とたんに、私の相手に対する愛情的なものも冷めてしまう…。要するに、私は、二番手の女性に、常に、一番手の女性のことを好きでいて欲しいと望んでいるわけで―ね?完全にヤバいでしょ?笑うに笑えんでしょ?
ところで、今日は久々に部屋に閉じ籠もって、新曲を制作しております。「バラードは書かん!」と決めて、グレッチ嬢をめちゃくちゃに歪ませて、ノイズの中から何かしら出てくるのを待っております。
楽しいねえ、音楽は。最高だねえ、ロックは。いい女だ。
違うな。
誰でも自分の時間が一番だし、自分の世界がちゃんとあってこその恋愛だと思う。
それを罪悪だと言う一憩くんこそが、純粋で優しい。
新曲はバラードでも歪んでいても、楽しみだなぁ〜。
いや、どちらも聴きたい!!!