即位!伊丹北摂毒舌大帝

賢明なる読者各位、余は、「憎しみ」を放棄した。が、「怒り」を放棄したわけではない。 「憎しみ」とは言わば、ヘドロのようなもの。 「怒り」とは言わば、炎のようなもの。 余はただ、屁を泥状に凝固させたかのような穢らわしきヘド...

詩『シルエット』

磨りガラス越しに貴女を見た 無理矢理拵えた憎しみが いとも容易く砕け散った シルエットが 悲しかった シルエットが 貴女だった 狂おしい程の恋だった 狂おしい程に楽しかった さようなら 貴女は本当に優しかった 貴女は本当...

人を憎しむというのは、本当に、嫌なことだ。本当はめちゃくちゃ嫌だ。めちゃくちゃ嫌だから、私には、本当に、心の底から、人を憎しむなんてことは、一生できないと思う。ただ単純に、性に合わない。かといって、もし、敵がこの文章を読...