亀の煩悶

どうすればいいんだろう…どうすればいいんだろう…どうすればいいんだろう…どうすればいいんだろう…どうすればいいんだろう…と思っているうちに一日が終わってしまう。
ある一つの事柄について、昔の自分じゃ考えられないくらい臆病になってしまった。想像がちっとも上向かない。跳ねない。

昔臆病だった多くのことに関しては随分豪快になれたのに、昔、唯一豪快だったことに関して、物凄く臆病になってしまった。

ひょっとしたら、この一点を犠牲にすることと引き換えに、他のことに関して豪快になれたのかな。でも、だとしたら、仕方がないとはいえ、結構、絶望的だ。手も足も出ない…。

垂れ下がってしまった乳。怖じ気付いて亀。


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