或るヘタレ像

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阪急西宮北口の駅構内にある休憩所。

四方から冷たい細かい霧が吹き付けてきて、いかにも涼しそうである。

いいなあ…と思う。

でも私は、私という男は、一人で焼肉屋に入って、デカいテーブルを一人で占領して食事をしても何とも思わないくせに、こういう場所は、なんだか恥ずかしくて、脚がすくんで、遠くから眺めて涼を得るということしかできない男なのである。

私が女だったら、私のような男は、絶対に嫌である。


3件のコメント

  1. ココのベンチは座り心地がよろしくなく

    遠くから眺めたほうが涼が得られるので

    私が男なら眺めます

    女だから座りましたけどね

    1. あえて座り心地を悪くしてあるのかも知れませんね。仮眠防止とか、人の回転を速くするとかの理由で。

      座り心地の悪いベンチを作っている工場で働いている夫の嫁の気持ちを察します。

      「私と子供の生活は、座り心地の悪い椅子をこしらえることによって金を持って帰ってくる男によって支えられている。」

      毎日が不安との戦いだと思います。

      1. 夫が続く残業の疲れから座り心地の良いベンチをいつか作ってしまう

        という重大なミスを犯すんじゃないかと

        生きた心地がしない毎日なんでしょうね

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