戦々恐々

人生には、無数のシナリオが用意されています。で、これを意味合いというか、「色彩」というかを見て、幾つかの大きな塊に分けることが出来るように思います。俗に言う「人生の節目」というのは、この、シナリオを大きく仕分ける際に引く線のようなもののことを言うのだと思います。

人生に無数のシナリオがあって、そこに節目があるとすれば、今度はそのタイミングを掴む能力というのが非常に大きな意味を持ってくるように思います。今、自分がどこにいて、どこへ向かおうとしているのか。「流れを読む」とでも申しましょうか。

気を付けてはいたのですが、私は少し遅れてしまったようです。シナリオの更新されていくスピードが思っていたより速く、目測を誤った為に、「節目」の到達時期を読んで、適切に判断して、決断して、行動に移すタイミングが少し遅れてしまったようです。焦りながらも手は打ちましたが、いかんせん、ちょっと遅れてしまいました。

私は今、身体の半分を前のシナリオに残したまま、残りの半分を次のシナリオに乗せているような感じです。次のシナリオにいる自分が、前のシナリオ
にいる自分の腕を引っ張っているような不自然極まる有様で、全くもって落ち着きませんが、来月半ばを皮切りに、時間と気持ちに余裕をもって、この遅れを一気に取り戻すつもりでいます。そうして、全身で、次のシナリオに向かっていこうと思っています。


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