意匠無視主義

私にとって、子供の頃の駄菓子屋が居酒屋に姿を変えたように、子供の頃のレゴブロックが言葉になり音になった。形態が変わっただけで、求めているものはあの頃も今も同じだ。

レゴブロック。歳を重ねた私の中で言葉になり音になったのは、レゴブロックであって、プラモデルではない。考えてみれば、プラモデルはつまらない。今にして思えば、なぜあんなものに夢中になったのかよくわからない。

固定された完成形が作る前からわかり切っていて、組み立てに多少の上手下手の差はあっても、基本的には誰が作っても同じものが出来上がる。つまらない。

私は、レゴブロックの「ヨーロッパの城シリーズ」で、戦闘機とかを作るのが好きな子供だった。


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