人を憎しむというのは、本当に、嫌なことだ。本当はめちゃくちゃ嫌だ。めちゃくちゃ嫌だから、私には、本当に、心の底から、人を憎しむなんてことは、一生できないと思う。ただ単純に、性に合わない。かといって、もし、敵がこの文章を読んだなら、確実につけあがってくる、ナメてかかってくるのは目に見えてるんだから、私としては意地でも、出来うる限り、敵を憎しみ抜かないといけない。
「憎しむ」ということを無理にやるというのは、めちゃくちゃに疲れる。疲れるけど、でも、ナメられるよりはマシだ。
「憎しむ」ということを自然にできる人間が羨ましい。何かと楽だろうと思う。でも、一人格として、いかがなものか…とも思う。