俺は不死蝶

本日、ティムの脱退をうけて小松脱退、剣吾くん脱退。よっすぃ〜については本人の意思に任せる。
とにかく、蝶が分裂することになった。当然ながら、3月のライヴもお流れ。

私は「解散」とは言っていない。バタフライは、蝶は、続く。俺が続ける。俺が蝶だ。
ウ゛ィジョンがある。最強のメンバーを揃えて、絶対復活してみせる。

俺は誓ったんです。もう二度とバンドをやめないって。ロックンロールスターになるんだって。

蝶分裂―痛くも痒くもない。

ロックンロールの女神は、魅力的ではあるがアホなので、力づくでヤッてヤッてヤりまくってやろうと思っている。


トラトラトラ

ここ1ヶ月の当ブログの読者数について、管理人から報告を受けた。

PCで見ている人が208人。携帯で見ている人がジャスト100人―凄まじい伸び率だ。一体何がどうなったらこうなるんだろう。PCの読者数、携帯の読者数ともに、僅か数ヶ月で倍に膨れ上がっている。

要するに、面白いんだろう。このブログ、相当面白いんだろう。当たり前といえば当たり前だ。自称・言葉の魔術師が日夜、骨を削り、顎を砕き、血を流し、恋に敗れ、肝臓も破れ、肌はかぶれ、足がもげ、恥を忘れ、敵を作り、味方を失い、寿命を縮め、特攻精神トラトラトラ、村八分覚悟で書いてるんだから。

読者数が500を超える日も、そんなに遠い話ではないだろう。増殖せよ。


人の煌めき

男女を問わず、大好きな人間は大好きな人間だ。

まさか、面と向かって「大好きだあ!」とは言わないけれども、大好きなものは大好きだ。

「ええ奴」って、宝石だ。「ええ奴」であるというだけで、完全に、宝石だ。


天才の死

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太平シローさんが亡くなった。個人事務所で倒れているのを発見された時にはもう亡くなっていたらしい。享年55歳。

芸人さん達の間では、若い頃からずっと「天才」と呼ばれていた人。私も子供の頃、サブローシローの漫才はよく見ていたが、本当に面白かった。子供心に偉そうに「器用さではナンバーワンのコンビだな」と思っていた。

それにしても55歳―若過ぎる。もったいない。もう一度、舞台に立ちたかったんじゃないのかなあ…。私は、芸人さんが死ぬのって、なんか、めちゃくちゃ嫌だ。

ご冥福をお祈りします。


女王降臨

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新聞のテレビ欄を覗いたところ「八代亜紀」の文字がっ!

俺の亜紀が出演していたのは、NHK系の演歌・歌謡番組であった。他の演歌・歌謡歌手を木っ端微塵に吹き飛ばすロックンロール姉御っぷりであった。とにかく、かっこいいのである。

紫の衣装を着て、終始笑顔。終始笑顔にも関わらず、低い声を出した時のドスの効き方がハンパではなく、バックバンドの全くもって遊びのない演奏を挑発するかのように、声を自由闊達に遊ばせていた。また、振り付けや基本的なリズムの取り方も、明らかに演歌歌手のものではなく、間奏の時には、マイクを遠ざけた状態で「フーッ!」とか「イェー!」とか言って舞っちゃってて、もう完全に、ロックンロールショーであった。

番組の後半には、客席に降りてきて、客と話をしていたのだが、この時の亜紀の何が凄かったってオーラが凄かった。私には、客が皆、老いた虫に見えた。その証拠に、亜紀に話しかけられた客は皆、圧倒されて噛んでいた。亜紀の口調自体はめちゃくちゃ可愛いんだけど、オーラが威圧的でさえあった。

高橋真梨子と八代亜紀―この二人は本当に凄い。二人とも本当に、本当の意味で可愛い女だと思うし、それより何より、この二人は何をどう歌ってもロック。声がロック。姿勢がロック。存在そのものがロック。日本を代表するロックンロールクイーンだと思う。


今夜、すべてのバーで

色んな名前のカクテルがある。
もし私が、めちゃくちゃセンスの良い、セクシーなバーを見つけて常連になったら、こんなことをしてみたい。言ってみたい。

バーテン「お客様、何にいたしましょう」
一憩「いつものやつを」
バーテン「かしこまりました」
一憩「あと、あそこのお嬢さんにも同じものを」
バーテン「かしこまりました」

バーテン「あのお嬢さまがこのカクテルのお名前を訊ねておられますが」
一憩「あ、そうか。このカクテルにはまだ名前がなかったね。俺が考えたカクテルなんだから俺が名前を付けなきゃな。そうだな…じゃ、これで」
バーテン「かしこまりました」

バーテン「お客様。あのお嬢さまから、只今ご滞在中のホテルの部屋の鍵を預かってまいりました」
一憩「ありがとう。今夜早速行くとしよう」
バーテン「あのお嬢さまは、このカクテルのネーミングに痺れたそうでございますよ」
一憩「そうか」
バーテン「この色、この味、この香り…」
一憩「名前は…」
バーテン「『BLANKEY JET CITY』」

阿仁真梨「ウザっ!」


宝石のつくりかた

安易な足し算は、結果、全てをゼロにしてしまう。

強引な引き算は、バランスを崩すためにあるようなもの。

自信をもって行なう足し算は、良い結果を生む可能性が高い。

自然な流れの中で起こった引き算―これが宝石を生む。


目があらば見よ

失恋―昔は大いにヘコんだものである。ため息を肴に酒をあおったものである。ところが最近は、痛くも痒くもないのである。何故かというと、私の中に「損をしたのは相手であって自分ではない」という考え方があるからである。

言っておくが、私に、男としての自信はない。はっきり言ってゼロである。私にあるのは「俺のような奴は他にはいない」と断言できる、希少価値としての自信のみである。
男としての価値は2円くらいだが、人間としての価値は、「極めて希少である」というこの一点に於いて、ざっと620億円くらいの価値はあると思っている。

630億円が舞い込む。希少価値の塊が、深い愛情をもって「貴女のものになりましょう」と言っている。これを蹴る人に損はあっても、640億円は650億円であって、その価値が下落することはない。

私は決して、自分を安く売ったりはしない。私は極めて高級である。だからこそ、自信を持ってお薦めしている。