先日、或る同い年の友人のブログを覗くと、「老体に鞭打って頑張ってきました」みたいな文章があった。
何故、たかが34、5の分際で「老体」なんて言うんだろう。情けない。
どうせ彼は20歳の時は20歳の時で、なんだかんだと「俺ももう年取ったわ」みたいなことを言ってたんだろうし、今は今で、20歳の頃の自分を指して「あの頃俺は若かった」みたいなことを言ってるんだろうし、60歳になったらそれこそ「34の頃?俺もまだまだガキンチョだったよ」とか言うんだろう。目に見えている。
いやいやいやいや、お前は20で既に老いてたんじゃねぇのか?34でさらに老いてたんじゃねぇのか?お前自身がそう言ってたじゃねぇか!馬鹿タレが!だ。だってそうじゃない?

卑怯だ!
オカマだ!
ヘタレだ!

「俺ももうオッサンやし」という言葉はやっぱり、最低の「逃げ口上」やと思う。もし私が女だったら、そんなことを抜かす野郎には絶対に惚れない。特に野郎がバンドマンだったりした日にゃ、全力でビンタを喰らわせて「じゃ、とっとと死ねば?」って言うと思う。

今日、夕食時に、ストーンズのライヴDVDを観た。ミックとキースを見て、「俺、まだまだヤンチャが足りないな…」と思った。全力でヤンチャしてないとあんな音、絶対に出ない。だってあの人ら、もう70近いんだよ!でも、いつも、心からそう思わせてくれるんだから凄い!

俺、もうオッサンやし―あ、そう。じゃ、ミックやキースを語る資格なし!そんなこと言ってる時点でもう終わり。逆立ちしたってあの人らには勝てないって!

だあああああ!ムカつくっ!!

何度言やあわかるんだあああああ!!!


崩壊の真価

「攻め」が生むものは「攻め」みたいです。

「守り」が生むものは「守り」みたいです。

「攻め」から「守り」へ転じる時と、「守り」から「攻め」へ転じる時というのは、「崩壊」が必要なようです。

はい。


臨機応変に

頑張った方が上手くいくことってある。当たり前だ。でも、頑張らない方が上手くいくことだってある。これも本当は、当たり前だ。

頑張る。

頑張らない。

用途が違うだけの話で、いずれも道具は道具だ。


無理でしょう

よく考えたら、「紳助です」ってコメントが入ったとしても、本人だかどうだか確認のしようがないやね。

でも、今一番話をしてみたい人が島田紳助だというのは事実だ。

とかなんとか言いながら、実は、本当に紳助さん本人からコメントが入るのをちょっとだけ期待している。

無理か。


紳助に寄せる気持ち

普段は対人関係をめちゃくちゃ重視していて、他人を自分の目線よりも上に持ってくるほどで、特に友人など、親しくしている人間に対しては神聖視と言っても過言ではないような見方をしているのだが、いざ大きな決断を迫られると、そんな時に限って周りに相談などは一切せず、100%自分で判断して、自己完結してしまう。そうして、他人からの誤解や批判を自分の美学と結びつけて考えてしまう―という紳助の気質が、私にはとてもよくわかる。

あれは、一人っ子気質だ。私も紳助と同じ一人っ子だから、よくわかる。

笑えないよ。紳助さん。


踊りたい

私は、本当は全然浮かれていないのである。微塵も調子にノっていないのである。浮かれたくても浮かれられず、調子にノりたくてもノれない―元来、私はそんな人間なのである。

でも、私はなんとなくわかっている。浮かれるべき時に浮かれられず、調子にノるべき時にノれないから、流れが持続せず、ジリジリと落ちていくんだということを。

私には、自分の中に浮力を感じると、その逆方向に重りになるものをぶら下げようとする悪い癖がある。で、その重りがいつもちょっと余計に重くて、結果、落下してしまうのである。

しかし、今回ばかりは、流れを手放すわけにはいかないのである。落ちていくわけにはいかないのである。何とかせねばならん。「何とかせねばならん」ったって、ただ素直に浮かれて、自然に調子にノれば良いだけの話なのであるが、臆病な私にとって、これほど難しい話もないのである。

ひょっとしたら、私が「踊る」ということができないのは、私のこういった気質に起因するのかもしれない。

踊らねば。浮かれてノって、踊らねば。


パルプンテ

「我が道を行く」には、豪胆である必要がある。

私は、空気を読めない人間や、鈍感な人間のことを心底忌み嫌う一方で、実はめちゃくちゃ羨ましいとも思っている。何故か―彼らが非常に豪胆に見えるからだ。
本当は豪胆でも何でもない。ただ鈍感なだけで、鈍感がゆえに傷付きにくいというだけの話なのだが、どんな理由であれ、傷付きにくいというのは羨ましい。羨ましいけれども、彼らは鈍感であるがゆえに無意識の内に人を傷付けもするから、やはり忌み嫌わざるを得ない。

豪胆というのは、空気が読める、鈍感でない人間だけがなれるものだと思う。でも、どうやったらなれるのかがさっぱりわからないので、私の場合、とりあえず「ロックンロール」を連呼して、自分を騙し騙し生きている。

自分を騙す―簡単なことじゃない。結構難しい。でも、それが出来てしまう「ロックンロール」という言葉はやはり、なかなかの呪文だと思う。

―お前、そんなんじゃ駄目だよ。もっとあれをこうして、これをああしなきゃ。

―いいんです。僕、ロックンロールなんで。

最低かもしれない。でも、少なくとも、生きてはいける。


心の軍師

無駄な思考を止めて重心を下げよ…

動じるな…

お前はお前だ…

見るな…

聞くな…

気にするな…

安定感をもってジリジリと前進せよ…

突撃だけが攻めではない…

沈むな…

維持せよ…

私がついている…