苦渋の果実

実は昨夜、サマソニからの帰り道に携帯が鳴って、見てみると、「楽器屋のフライヤーを見た」という男性ドラマーからのメールだったのである。しかしながら、日曜祝日の19時以降しか活動できないということで、先程、メールで丁重にお断りした。

彼の年齢は49とあった。そして、キャリアは20年で、ビートルズやストーンズが好きだとあった。とりあえず、セッションしていただけませんか?ともあった。

私は、年齢のことなんて別にどうでもいいし、どうでもいいからこそ、フライヤーに『年齢不問』と書いている。『年齢不問』と書いておいて、「いや、ちょっと年齢が…」なんてことを言う気は毛頭ない。

私は49という年齢そのものよりも、49でまたバンドをやりたいというそのスピリットと、そのスピリットから来る音の方に期待を寄せる。ただ、日曜祝日の夜しか動けないというのは、問答無用に受け容れられないことだった。

「やっぱり年齢がアカンかったんかな…」などと悲しいことは絶対に思わせないであろう文章でお断りした。「残念ですが、了解しました。またライヴやる時には呼んでください。観に行きます」と返事が来た。

ライヴをやるとなったら、観に来てくれようが、観に来てくれなかろうが、必ず一本、お誘いのメールを入れようと思っている。

「一緒に音楽をやりたい」と言ってくれる人に心から感謝する。感謝しているから、断るというのは、どんな場合であれ、いつだって、結構苦渋なのである。


就寝前美徳懐疑

アカン…全っ然寝られへん。だから、今ふと思ったことを、最後にチョロっと書いてから寝ます。

あなたが、「自分のせいだ」と思っていることって、それ、本当にあなたのせいなんでしょうか。

俺が、「俺のせいだ」と思っていることって、これ、本当に俺のせいなんでしょうか。

本当は違うんじゃないでしょうか?

何かにつけ、他人のせいにはせず、自分のせいにする人って、俺、基本的に好きやけど、でも、それで、そのせいで、あなたや俺が無駄に顎を下げて歩かねばならんとしたら、それはちょっと違うんじゃないかと思います。

それは本当にあなたのせいですか?本当に?

これは本当に俺のせいですか?本当に?

意地でも他人のせいにしないということが、そんなに美徳なんですか?本当に?

本当に?


LOVE

「セックス、ドラッグ&ロックンロール」という言葉を、私の場合に置き換えると、「恋、酒&煙草&ロックンロール」となる。

酒、止めてたまるか!
煙草、止めてたまるか!

あと、恋もちゃんとしようと思う。罪悪だって何だっていいや。俺は別に悪人じゃないし、鬼畜でもないんだから、悪人でも鬼畜でもない人間が恋をして、それが罪悪なんだったら、それはもう、俺のせいじゃない。知ったこっちゃない。

イケてる曲を書ける奴が、イケてる歌を歌える奴が、イケてるバンドをやってる奴が、恋に無縁でいられるはずがないだろう。

攻め―とにかく攻めていこう。そして、そんな生き方を、「こいつの生き方、ガタガタやけど、端で見ててめっちゃオモロイな」って皆さんに思ってもらえたら、それが一番だ。生まれてきた甲斐があるというもんだ。

恋をしよう!ちゃんと、恋をしよう!恋もしよう!もう、とやかく言い訳をするのは止めよう。
恋をしたくないわけがないじゃないか。恋をしたくない奴―そんな奴はいないだろう。「したいからする」これがロックンロールだろう。

恋をしよう!気がおかしくなるような、それこそロックンロールそのもののような恋をしよう!

let’s rock!

そして、おやすみ!


変われ人格!

あろうことか、ビールを3本飲み終えて、すぐに寝るのかと思いきや、焼酎の牛乳割りに突入してしまった。
ビーディアイのアルバムを、リアムの声を、まだもうちょい聴いていたい。俺の人格が変わるまで!

って、ね?言ったでしょ?俺はまだまだまだまだオッサンじゃねえって。
ロックンロール馬鹿は永遠にオッサンにはならんのだよ。もしなったとしたら、それは、ロックンロール馬鹿じゃないからだよ。


稚性爆発〜好きなんだからしょうがない!!

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「何枚ほど写真撮っとんねん!」って声が聞こえてきそうやけど、大きなお世話だ!
このブログに載せる為に苦心して撮ったんだから、全部載せるぜ!

でも、これが本当に最後の一枚。陽が暮れて、照明がついて…のビーディアイ。

恍惚の時。

かろうじて、リアムも映ったよ!

好きなんだから、大大大好きなんだからしょうがない!!


ロックンロール・エチケット

一、絶対に諦めない。

一、多少の事ではヘコまない。

一、細かい事は気にしない。

一、負の要素、逆境をパワーに変える。

一、「懐疑」ではなく、「期待」から入る。

最高のロックンロールシンガーになる為に、そして、これから先、ずっとずっとロックンロールをやり続けていく為に、以上5箇条を遵守します。攻めの姿勢を貫きます。

2011年8月15日―和田一憩


帰宅後録

今、帰ってきた。

冷蔵庫に入っているビール3本を飲み終えるまでの間、一人でちょっとした後夜祭をやろうと思っている。
正直、めちゃくちゃ疲れているのだが、疲れ過ぎて、逆にハイになってきたし、なんだか、このまま寝るのは非常にもったいないことのような気がしている。

ビーディアイと、カエラと、ストロークス(←出番的にはビーディアイの次に、ヘッドライナーとして登場したのだが、やはり、問答無用にカッコ良かった!)のCDを聴いて、今日のライヴを思い出しながら歌って、踊って、体力を完全に0にしてから、明日は夕方まで爆睡しようと思っている。

基本、ロックンロール以外の音楽などどうでもよい。誰が何と言おうが、ロックンロールこそが最高の音楽だ。ロックンロールを聴かない人の気持ちが全くもってわからない。あんなに素晴らしいものは他にない!

いや〜、しっかしまあカッコ良かった!リアム・ギャラガー!リアムはやっぱり別格だった!

男の中の男、馬鹿の中の馬鹿、ロックンロールシンガーの中のロックンロールシンガー、リアム・ギャラガーに心からの敬意と愛を捧げると共に、いつまでも変わらぬ忠誠を誓います!!