頼む。頼むから、もうちょい、空気を読んでくれ…。
『心の恋人へ』は、俺にとって、本気な文章なんだ。茶化してもらっちゃ困るんだ…。
頼む。頼むよ…。
頼む。頼むから、もうちょい、空気を読んでくれ…。
『心の恋人へ』は、俺にとって、本気な文章なんだ。茶化してもらっちゃ困るんだ…。
頼む。頼むよ…。
俗世間一般のルールを最優先にして生きている人間の動きは、その思考の流れ方を含めて、わざわざ会わずとも、手に取るようにわかる。
遠く離れていてもわかる。
まったくもって、くだらない人種だ。
めちゃくちゃなことをしたいと思う。
めちゃくちゃな生き方をしたいと思う。
私は、根が臆病な人間なので、思い付く限りめちゃくちゃなことをしたところで、たかが知れてると思う。
どうせたかが知れてるんなら、やらなきゃ損だと思う。
だいたい私はおとなし過ぎる。ロックンロールスターとデカダン作家が好きな分際で。
レノンは、ヨーコを選んで、誰にも素直に祝福してはもらえないことを良くわかっていたと思う。だからこそ、ヨーコじゃなきゃ駄目だったんじゃないかと思う。
ヨーコを選んだこと自体が、レノンの表現のひとつだったんだと思う。もちろん、死ぬほど愛していたとは思う。でも、それ以外に、レノンの中に、「表現」の要素があったんじゃないかと思う。ヨーコを選び、ヨーコを前面に押し出すことによって、クソみたいな世の中に、中指を突っ立てたんじゃないかと思う。
やることなすこと、いちいちロックなんだ、レノンという男は。
だから、大好きだ。
「禁じられた恋ほど燃える」というのは違うと思う。別に、わざわざ禁じられなくたって、恋は恋なんだから、燃える。だって、逆に言えば、「禁じられてないから燃えない」なんて変でしょう。
好きになったら、禁じられてようが禁じられてなかろうが、もう無条件に、相手は高嶺の花なんだから、必死こいて崖をよじ登って、戦わねばならんし、「戦い」である以上は燃えるわけです。
禁じられてようが禁じられてなかろうが、全ては想いの純度の問題だと思う。純度の高い恋心は、常に苦悩を伴うだろうし、死ぬほど狂おしいだろうけれども、それでも、少なくとも、猛烈に恋してる間は、自殺なんてことは考えなくて済むだろう。
「恋してる」というのは、「もの凄く生きてる」ってことなんだから。
あんたがやって来る直前まで、私は、ここにも書いたように、ある友人の痛切な恋愛相談を受けておりました。その友人が帰って、私は私なりにちょっと物思いに耽り始めたところへ、今度はあんたがやって来て、実に特異な恋愛観、夫婦観をスパークさせて、私は腹が破けるんではないかと思うほどに笑いました。
「うちの嫁はトイレットペーパーの在庫管理をしてくれない」「うちの嫁は、俺が毎朝、ヨーグルトを欠かさない男だということを知っておきながら、しょっちゅうヨーグルトを切らす」「記念日なんかどうでもええねん。めんどくさい」「うちの嫁は運転免許を持っている。にも関わらず、嫁の実家に行ったら、納豆の包み紙のようなもので包装された高級な肉を用いて焼肉を出してくれたのは良いが、嫁の親は俺に、こともあろうかウーロン茶、ウーロンティーを出しやがった。そこは普通、酒ちゃうか?」という話を、切実で痛切な恋愛相談を受けた直後に聞いた私の気持ちを察してください。この落差はもの凄いです。こんなフォークボール、イチローでも打てません。
しかしまあ、それにつけても、あんたの夫婦トーク、最高でした。久しぶりに死ぬほど笑いました。ただ、ひとつだけ言わせてもらうと、私は「正しい性生活とあり方」については、論じた記憶がございません。私がそんなこと、論ずる訳がないでしょう。教えてもらいたいくらいです。
悪しからず。
突然、友人が来た。そして、「俺、今、最低な…。」と言った。
最低な…恋をしてると、彼は言ったのである。最低ではあるが、好きで好きで死にたいくらいに狂おしいと…。
私には、何がどう最低なのかさっぱりわからなかった。だから、ただただ「行け!」と言った。「人生一度きりやぞ!いてまえ!」と言った。言い続けた。
彼と別れてから、私はしみじみと思った。「羨ましい」と。そして、俺の『ギザカワユス』が、今、隣にいてくれたらなあ…と。
私はかつて、「恋愛に禁断もクソもない!」と歌った男である。
彼の、狂おしい程の熱い想いが、俗世間一般のクソ喰らえな「常識」を飛び越えて、実を結ぶことを心から祈っている。
行け!
今日、奇跡が、起こった!
私は、本日以降、ロックの女神の存在をこれっぽっちも疑わない。確実にいる!そして私に、ロックを聴け!ロックを演れ!と言ってくださっている!
今日、私は仕事が早く終わったので、近所の中古CD屋に出掛けたのある。
すると…
オアシスの『マスタープラン』、『ビィ・ヒア・ナウ』、『サム・マイト・セイ』(シングル)、『ストップ・ザ・クロックス』(二枚組)、『スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ』、『ドント・ビリーブ・ザ・トゥルース』、『オアシス』と、ニルウ゛ァーナの『ネウ゛ァー・マインド』と、リバティーンズの『リバティーンズ』と、ベイビー・シャンプルーズの『ダウン・トゥ・アルビオン』と、ダーティ・プリティ・シングスの『ウォータールー』が、全て、まさかの、¥25だったのである!!
このブログをずっと読んでくれている方ならご存知でしょう。私が、大阪時代末期、どんな気持ちで、オアシスのCDを売りに行ったのかを…。
お帰り!(涙、涙、涙)