兄貴の言語姦覚

※私に言葉の壊し方を教えてくれたのは、間違いなく町田康である―ということを実感させてくれる文章が、『破滅の石だたみ』の中にあり、これが、最近私がこのブログ上で書いた「言語姦覚」と同じ姦覚で、「さすがは兄貴!(ちなみに親父は太宰さん。若かりし日の太宰さんの言語姦覚はほとんどキチガイの沙汰である)参った!」と思ったので、以下に掲載する。

セメントというのは一般に食用にはならないとされているがアフリカに生息する一部の猿がこれをばりばり食べるという話を私はススキノのソープの待合室で聞いたことがあるが、その人はうどんがベテランになって松の木を爆砕した帳面のちゅらちゅららら、ああ、山本リンダと踊りたい。こころのなかでムクドリが鳴くまで待とうジュウシマツ。ハタ坊はいま何処。愚図の踊り子。なめこ汁なんて素敵じゃないか。


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