昨夜見た夢

暗く陰湿なマンションの一室。 彼女である菅野美穂の家に転がり込んで、ロクに仕事もせずに生活をしている私に、美穂が優しくこう言った。「今日は仕事関係の人が来るから、その間、一憩さんはどっか行ってて」 私は「わかった」と言っ...

個将の名に賭けて

他人の言を容れない人間というのは、「自問自答」ということもしない。 他人についても、自分自身についても、「個」を軽視して、「全体」を重視する。 「全体」なるものに、統合性という幻を見て、それを崇拝して、自分自身の存在に当...

ああ美酒!

最近の私は、分岐点に於いて、楽であろう方向ではなく、キツイであろう方向を好き好んで選ぶようになった。「闘い」のある方向を選ぶようになった。なぜなら、その方が、長い目で見た場合に、楽なんだということに気が付いたからだ。 こ...

慢性的葛藤からの解脱

私は、オリジナルを40曲所有している―ということを数年前から言っている。ということはつまり、そう、私は40曲以上は所有しないことにしているのである。 新曲を1曲書いたら、1曲をボツにし、新曲を2曲書いたら、2曲をボツにす...

覚醒剤

「知る」というのは、自分外から自分内へ何かを取り込むことを言うのだから、言い様によっては、「異物混入」なんじゃないか?と思う。一方、「気付く」というのは、外からの刺激によって、元々自分の中にあったものが覚醒することをいう...