自分でいることの不器用

野郎には驚くくらい物怖じしない自分が、女には救い難く物怖じしているらしい。というのも、野郎と接している時の自分自身は実にしっくりくるのに、女と接している時の自分自身は違和感の塊だからだ。自分自身に繰り返し「お前誰やねん!」と。

野郎と接している時の自分で女と接することができたら、私は、少なくとも今よりは、モテると思う。

女と接している時、私はいつも心の中で、「違う!違うねん!俺ってホンマはこんなんちゃうねん!」と叫んでいる。叫び続けている。


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